...恩に報いたいと決心しました...
芥川龍之介 「報恩記」
...あいつ等にもいずれきっと報いが来ます...
魯迅 井上紅梅訳 「薬」
...ついにある日彼の心労の報いられる日はきた...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...たとえ日歩三十銭払っても日頃の好意に報いたいと思ったのですよ』望月氏は新聞配達業で金融にはずいぶん苦労していて...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...一見無法の方法で報いるのが当然のことなのだ...
高見順 「いやな感じ」
...とこうまあ謂(い)わば正論を以(もっ)て一矢(いっし)報いてやったのですね...
太宰治 「やんぬる哉」
...南は老婆の心地に対して何か報いなければならないと思った...
田中貢太郎 「竇氏」
...舅の仇を報いんともせざるは寔(まこと)に武門の耻辱にこそと思はれけれども...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...罪の報いだ!』と...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 加藤朝鳥訳 「橙の種五粒」
...今またかかる悲しみを見て命の尽きなんとするは何事によるか、前生の報いか、この世の犯しか、神、仏、明らかにましまさばこの憂(うれ)いを息(やす)めたまえ」住吉(すみよし)の御社(みやしろ)のほうへ向いてこう叫ぶ人々はさまざまの願を立てた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...運命が公平にわたしに報いてくれる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...働きが報いなき苦痛に沈んだのは...
柳宗悦 「工藝の道」
...今までの罪の報いを受けむこそ中々に心安けれ...
夢野久作 「白くれない」
...女の皮膚は弱いというが鏡にかえて剣を抱けば剣は正義の心を強めてくれるわたしはすすんで荊棘(けいきょく)へ入る父母以上の恩に報いる為にまたそれが国の為と聞くからに楽器を捨て...
吉川英治 「三国志」
...余恩をお報い申すでござろう」彼のことばに...
吉川英治 「三国志」
...「これこそ晁氏の積善の報いだろう...
吉川英治 「新・水滸伝」
...旧恩にお報いいたさずばなりますまい」と...
吉川英治 「新・水滸伝」
...我れは報いを加えじと思い定めていれば...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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