...それに対してヨブは十六章と十七章を以(もっ)て報いた...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...報いずはあるべからず...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...それに対して誠に申し訳ない報いをしてきたが...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...編輯者の同情に報いる為にも私は...
太宰治 「鬱屈禍」
...果してお報いできるかどうか...
太宰治 「惜別」
...南は老婆の心地に対して何か報いなければならないと思った...
田中貢太郎 「竇氏」
...報いられぬ思慕を捧げていたのに...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「大ヴォローヂャと小ヴォローヂャ」
...讐トロイアに報い得て喜ばんため...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...鬢毛(びんもう)の美なる神女に正にわれ報いん時は今到る...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...相対主義的・シーソー的対立として反映するのがその報いであるであろう...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...罪も報いもない子供たちも多分にいたことでしょうに...
中里介山 「大菩薩峠」
...離脱の努力は成功をもつて報いられたかのやうにさへ思はれた...
波多野精一 「時と永遠」
...大佐は軽率の報いを受けたようだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...主人持氏(もちうじ)を非業に死なせた報いと噂するを聞いて...
南方熊楠 「十二支考」
...ありがたい御恩の万分の一でも報いたい気持から妾は...
夢野久作 「少女地獄」
...今日君のご恩に報いることができないとは何事か」と...
吉川英治 「三国志」
...この国に報いえた生とすれば...
吉川英治 「私本太平記」
...その報いは信長の方から受けなくてはならない...
和辻哲郎 「鎖国」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??