...如何なる悲しみをもおのずから堪える...
芥川龍之介 「久米正雄」
...而して之に堪える者は存(のこ)り之に堪えざる者は滅ぶとのことである...
内村鑑三 「聖書の読方」
...彼は何か重いものに堪えるような顔付になって頭を上げた...
梅崎春生 「日の果て」
...吾輩はかく存じている」正造は苦痛を堪えるように時々顔を顰(しか)めながら...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...」「わびしさを堪える事です...
太宰治 「かすかな声」
...肉体的労苦に堪える点でも...
谷崎潤一郎 「細雪」
...もし自分さえ飢えと寒さに堪える覚悟なら...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...野生の鳥獣が地震や風雨に堪えるようにこれら未開の民もまた年々歳々の天変を案外楽にしのいで種族を維持して来たに相違ない...
寺田寅彦 「天災と国防」
...それを堪えることが出来...
豊島与志雄 「秋の気魄」
...先生と言って尊敬するに堪えるが...
中里介山 「大菩薩峠」
...今後の長期航海に堪えるあらゆる物資を集めて...
中里介山 「大菩薩峠」
...此の喪失に堪えるのがおれの使命だと云う事でもはっきり分かってさえ居れば...
堀辰雄 「菜穂子」
...喜んで堪えることであろうが...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...そしてこの際私と家族とはおそらくこれに甘んじて堪えることが出来るであろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...「或る女」は一つの古典として読まれるに堪えるものになったであろう...
宮本百合子 「「或る女」についてのノート」
...そういうことのために必要な苦労心配に堪えるだけの忍耐となると...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...悲しさ辛さに堪えるところから...
山本周五郎 「菊屋敷」
...いつまでも包囲に堪える筈はないからである...
和辻哲郎 「鎖国」
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