...辛苦艱難に堪える力の根源がその滴にあると思われることであった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...真実を堪えることができないからといって...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...じっと堪える子になった...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...さりとて大海(たいかい)を乗り切って外国に行くに堪えるだけの...
中里介山 「大菩薩峠」
...肉体の難行苦行に堪えることが...
中里介山 「大菩薩峠」
...これに反し打たれても蹴(け)られてもジッとこれに堪えるのは...
新渡戸稲造 「自警録」
...ヘエ」感に堪える八五郎に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...こちらも懸命に追ふ身ではあるものゝ心の重傷を堪える上に...
牧野信一 「凩日記」
...適当に耕作が出来かつ納税に堪えるほどの土地を与えられる...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...五百が少しの酒に堪えるので...
森鴎外 「渋江抽斎」
...むしろ悲痛の中にいながら我慢してそれに堪えるにあり(キケロ)...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...堪えるとも! そのために死ぬことさえもあるというのに!(c)わざとおのれの身に傷をつけて自分の言葉に偽りのないことを信じさせるのは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...あのように固い・あのように永い・結合の圧力に堪えるほどには...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...必要があれば前の境遇にも堪えるであろうが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...悲痛・骨折り・危険・に堪える勇気もまた神の性ではない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...肉体がこれを受け入れるのに堪えるようになって始めて...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...荒い仕事にも堪えるだけの丈夫な体と...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...その大部分はどんな艱難にでも堪える覚悟が出来ているようである...
和辻哲郎 「鎖国」
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