...生活の苦勞が少しもなくて悠々小説に精進して居られる荷風君は羨望に堪えない地位で...
生田葵山 「永井荷風といふ男」
...自分をその中の一人として比較する時は豆粒よりも小さく思う人よりも更に一層自分が小さく思われて堪えられなかったようだ...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...私はぐッと胸に迫ってくるものを堪え...
大鹿卓 「金山※[#「插」でつくりの縦棒が下に突き抜けている、第4水準2-13-28]話」
...とうとう空腹に堪えかねて独りで...
近松秋江 「黒髪」
...少し町を歩いただけで胃の工合が悪くなってどうにも歩行に堪えられなくなる...
寺田寅彦 「異質触媒作用」
...よくお堪えなさいました...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...何故ならば本が少ないからその実験に堪えうるのである...
中井正一 「図書館協会六十周年に寄せて」
...その悲しみに堪えやらぬ母親もある...
中里介山 「大菩薩峠」
...最期(さいご)の合戦に堪えるだけの用意――それには毛唐の財布を借りなければいかないのか...
中里介山 「大菩薩峠」
...人間の生活に堪えることが充分に保証ができたとしても...
中里介山 「大菩薩峠」
...幾度(いくたび)か押し戴(いただ)くさまの見るに堪えず...
福田英子 「妾の半生涯」
...それに身を震わせつつ堪える」ことを既に決意している...
堀辰雄 「木の十字架」
...殆んど僕はそれに堪え得ぬ...
三好十郎 「俳優への手紙」
...尊貴なあなた様がかようなお世話をくださいますことなどは例もないことであろうと感激に堪えません」と源氏は申し上げていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...けれども輿の方が馬車よりもさらに堪えられない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...若い者や小児は堪えかねてボサマの訪問を待ってきた...
柳田国男 「雪国の春」
...二人は悲しさと恐ろしさに堪え切れないで...
夢野久作 「白髪小僧」
...そうして、この頃の若い女性の胸にあふるる「性」のなやみの、云うに云われぬ深刻さ、残忍さ、堪え方さ、弱々しさが、そこにありありとあらわれているのではあるまいか...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
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- プロレスラーの安田忠夫さん: 大相撲、プロレス、総合格闘技で活躍し「借金王」の愛称で親しまれた。 😢
- スノーボード選手の村瀬心椛さん: 五輪で金メダルを獲得したスノーボード選手 🥇
- スピードスケート選手の高木美帆さん: スピードスケート女子1000メートルで銅メダルを獲得。 🥉
