...声だけは人並以上に堂々としているのが...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...仏様だって御存じあるまいさ」構えが堂々としているので桃子は気おくれして...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「魔性の女」
...その代りまたやり方も非常に堂々としている...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...その精霊の背が高く堂々としていることを感じた...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...なかなか綺麗で堂々としている...
寺田寅彦 「札幌まで」
...嫁様のほうが堂々としている...
寺田寅彦 「蒸発皿」
...着眼点が堂々としているだろう...
戸坂潤 「社会時評」
...威風堂々としているかを見よ...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...バーニ先生はジェシの腕に手を置き、落ち着き払って、堂々としている...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...態度も堂々としている...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...マスグレイブ医師の態度は落ち着いて堂々としているが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...何も悪いことはしていないし、すべてを公開し、堂々としている...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...ギルドのくずれかかる時代の新興市民にたよる過程など実に堂々としているくせに...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...みごとに堂々としている...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...弁舌とが如何にも堂々としているのに感心しまして...
夢野久作 「暗黒公使」
...愛国婦人の名は美くしくかつ堂々としている...
与謝野晶子 「鏡心灯語 抄」
...態度が堂々としているので...
吉川英治 「三国志」
...全体の感じが実に堂々としているのである...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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