...「阿修羅像」があるお寺に行ったことがありますか?...
...日本の古典「阿修羅夜叉」を読んだことがありますか?...
...あの人はまるで「阿修羅」のように怒った...
...彼女は「阿修羅」のように戦うべきだと思う...
...昨晩の夢で「阿修羅」が出てきた...
...人の世の最も切なき阿修羅(あしゅら)の姿だ...
太宰治 「もの思う葦」
...この阿修羅のごとき海の通り魔は突如として...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...寝台に押し並んで掛けた阿修羅は...
野村胡堂 「法悦クラブ」
...が女――阿修羅は...
野村胡堂 「法悦クラブ」
...阿修羅の顔を見ずに別れるということは...
野村胡堂 「法悦クラブ」
...「阿修羅」「――――」「歌って」佐々村村一の唇は僅かに動きました...
野村胡堂 「法悦クラブ」
...阿修羅の形想であつたに違ひない私は死物狂ひで叫んだ――「あの平和とこの混乱! だが妻よ...
牧野信一 「歌へる日まで」
...打たれる馬は色慾に眼を眩まされて阿修羅と化してゐる為に反つてグロテスクな興奮に猛り立つた...
牧野信一 「夜見の巻」
...阿修羅越前になって...
吉川英治 「大岡越前」
...阿修羅(あしゅら)のごとく指さして罵(ののし)った...
吉川英治 「三国志」
...けれど阿修羅(あしゅら)もおよばぬすさまじい剣気を眸に持っておいでられる...
吉川英治 「私本太平記」
...阿修羅は哭(な)いていたのだった...
吉川英治 「私本太平記」
...ふたたび阿修羅(あしゅら)となって...
吉川英治 「新書太閤記」
...阿修羅(あしゅら)の伜(せがれ)でございまする」「ほ...
吉川英治 「新書太閤記」
...そして、播磨守から乞われた大盃を取ると、「阿修羅の伜...
吉川英治 「新書太閤記」
...それを追ッかけ追ッかけ続いて二丁斧を振りかざしながら躍り出して来た黒面(こくめん)の阿修羅(あしゅら)がある...
吉川英治 「新・水滸伝」
...桔梗の守りについていた十数名の郎党は、いちどに、船を躍り出して、「これまで」と、船を近づけ、阿修羅になって、斬りこんで来たが、多くは、矢にあたって、水中に落ち、岸を踏んだ者も、なぶり斬りになって、討死にした...
吉川英治 「平の将門」
...老先生は阿修羅(あしゅら)のように振りとばして...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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