...この堂々としたカシワの木は...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「年とったカシワの木のさいごの夢」
...巨大な萱(かや)葺屋根を持つ大きな堂々とした建築物に至る...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...綺麗な着物は必需品であった――そして音楽も――またある程度には堂々とした住居もほしい...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...漱石氏はまた『ホトトギス』を今少し機関の備わった堂々とした雑誌にして発行したらよかろうという考を持(もっ)ていたのであった...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...堂々とした学者らしいおちつきを取り戻して...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「古書の呪い」
...堂々とした美男であつたが...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「手早い奴」
...ところが堂々としたジュークスさんは...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「手早い奴」
...「どこの馬の骨ともわからない連中に話してきかせたりして――せめて警察が来るまで待たなきやいけないでしように」「警察にはわたしが責任を持つ」フランボウがはつきり堂々とした口調で言つて...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「とけない問題」
...国際聯盟の事務局はこれに比すれば堂々としたものである...
新渡戸稲造 「国際聯盟とは如何なものか」
...立派な堂々とした風采と...
萩原朔太郎 「室生犀星に與ふ」
...藤木家の寺院(おてら)は、浅草菊屋橋の畔(ほとり)にあって、堂々とした、そのくせ閑雅な、広い庫裏(くり)をもち、藪(やぶ)をもち、かなり墓地も手広かった...
長谷川時雨 「朝散太夫の末裔」
...女の児がある浅黒い堂々とした女だということだ...
長谷川時雨 「モルガンお雪」
...そのそばには堂々とした上品な風采の...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「道化者」
...堂々とした生活をするようになる...
宮本百合子 「衣服と婦人の生活」
...堂々とした風情であり乍ら...
柳宗悦 「赤絵鉢」
...堂々とした構えがあった...
吉川英治 「剣の四君子」
...堂々とした落ちつきに見とれた時にも...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...東院堂の聖観音のあの堂々とした姿...
和辻哲郎 「四十年前のエキスカージョン」
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