...この堂々としたカシワの木は...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「年とったカシワの木のさいごの夢」
...ぐつと突き出してゐる下腹部(それは服を着た時に堂々とした押出しに見えたけれども)...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...堂々とした美男であつたが...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「手早い奴」
...ところが堂々としたジュークスさんは...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「手早い奴」
...冗談を言つたりしていた……あの堂々とした指導者ジュークスさんのおかげで...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「手早い奴」
...「どこの馬の骨ともわからない連中に話してきかせたりして――せめて警察が来るまで待たなきやいけないでしように」「警察にはわたしが責任を持つ」フランボウがはつきり堂々とした口調で言つて...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「とけない問題」
...そのそばには堂々とした上品な風采の...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「道化者」
...堂々とした花婿だつた...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...それは自然そのままの堂々とした横溢です...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...堂々とした姿のものがあります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...それこそ堂々とした歩きようではなく...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...写真は五枚とも同じもので真中には風采の堂々とした純ヤンキーらしい鬚のない男が...
夢野久作 「暗黒公使」
...堂々とした大會社の重役でも...
吉川英治 「折々の記」
...堂々とした構えがあった...
吉川英治 「剣の四君子」
...かれの堂々とした体躯にみとれていた...
吉川英治 「醤油仏」
...――芳札(ハウサツ)披閲(ヒエツ)ソノ意ヲ得候――という起筆から堂々とした文面で...
吉川英治 「新書太閤記」
...心行くばかりあの堂々とした姿を味わうことができた...
和辻哲郎 「四十年前のエキスカージョン」
...部分的には堂々とした通りもできあがって来た...
和辻哲郎 「城」
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