...この堂々としたカシワの木は...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「年とったカシワの木のさいごの夢」
...ただ大きくて堂々とした立派なひとだと手紙に書いてたもんだから...
太宰治 「パンドラの匣」
...ぐつと突き出してゐる下腹部(それは服を着た時に堂々とした押出しに見えたけれども)...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...あの盛(さかん)な立派な堂々とした寺かと思つた...
田山花袋 「ある僧の奇蹟」
...ところが堂々としたジュークスさんは...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「手早い奴」
...ジュークスさんの陽気な堂々とした態度に対する平身低頭の尊敬ぶりとはまるで違つていた...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「手早い奴」
...冗談を言つたりしていた……あの堂々とした指導者ジュークスさんのおかげで...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「手早い奴」
...ちょっと見たところでは別に堂々とした様子などはない...
寺田寅彦 「アインシュタイン」
...誠に堂々としたものである...
中谷宇吉郎 「「霜柱の研究」について」
...藤木家の寺院(おてら)は、浅草菊屋橋の畔(ほとり)にあって、堂々とした、そのくせ閑雅な、広い庫裏(くり)をもち、藪(やぶ)をもち、かなり墓地も手広かった...
長谷川時雨 「朝散太夫の末裔」
...堂々とした体躯で...
火野葦平 「花と龍」
...驚くほど堂々とした容姿だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...幾らか持てあまし気味の堂々とした体躯(たいく)をどしんと据えていた...
本庄陸男 「石狩川」
...写真は五枚とも同じもので真中には風采の堂々とした純ヤンキーらしい鬚のない男が...
夢野久作 「暗黒公使」
...堂々とした構えがあった...
吉川英治 「剣の四君子」
...木彫でこれほど堂々とした作は...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...心行くばかりあの堂々とした姿を味わうことができた...
和辻哲郎 「四十年前のエキスカージョン」
...さうしてさういふ堂々とした体躯の上の...
和辻哲郎 「西の京の思ひ出」
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