...この儀式的隊伍が示した堂々たる威風……これ等は封建時代に於る最も印象的な事柄の中に数えることが出来る...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...立派な美しい、堂々たる、広い胸の底から滞りなく出る様な声に完たく酔はされたのであらう...
石川啄木 「雲は天才である」
...今なお堂々たる編隊でもって...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...じつに堂々たる美術家揃いでありました...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...でっぷりした赭顔の鼻下にちょび髭を蓄えた堂々たる紳士のネルチンスキイを説得している有様は...
田中英光 「オリンポスの果実」
...でっぷりした堂々たる体躯を雪白の軍服に包んで...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...「これまで見た人のうちでももっとも堂々たる人物」であるとか...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...いつもの穏和な様子にも似ず堂々たる態度をもって抑制して...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...そのときこの堂々たる五十銭新銀貨をつくったわけを...
服部之総 「明治の五十銭銀貨」
...また眼を庭園の彼方に放つならば昼も薄暗い崖の辺りからは源を遠く五里の山奥の古沼に発した堂々たる水勢が勢ひ余つて滝と溢れたかの如く...
牧野信一 「南風譜」
...何の爲にあんな堂々たる生ひ立ちの記が必要だつたのかわからなくなつた...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...たちまち演劇雑誌にシェキスピアやモリエールやゴーゴリやボーマルセをひと呑みにしたような「堂々たる」論文などを書く人間が現われます...
三好十郎 「恐怖の季節」
...見ると堂々たる構えである...
武者金吉 「地震なまず」
...いかにも王様らしい堂々たる態度でそれに堪えた...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...形の堂々たるものである...
柳宗悦 「現在の日本民窯」
...華厳寺の建物は堂々たるものであった...
柳宗悦 「全羅紀行」
...風采の堂々たる好紳士で...
夢野久作 「暗黒公使」
...堂々たる正論を掲げて...
吉川英治 「新書太閤記」
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