...むこうで商売をやってるのです」「基隆(きいるん)ですか...
田中貢太郎 「港の妖婦」
...基隆のことを洒落て雨港とも称するほどである...
豊島与志雄 「台湾の姿態」
...この基隆港の雨は...
豊島与志雄 「台湾の姿態」
...台湾夫婦の基隆別れ……という俚諺がある...
豊島与志雄 「台湾の姿態」
...雨港たる基隆埠頭の一情景であろう...
豊島与志雄 「台湾の姿態」
...台北を本島の臍とすれば、基隆は足であり、高雄は手である...
豊島与志雄 「台湾の姿態」
...台湾の基隆沖を流れている潮の冷たさは...
柳田国男 「故郷七十年」
...植木屋の六の親子も入れて十四五人ぐれえ居りましたっけが……そんな連中に基隆(キールン)で買った七十銭の地球儀を見せびらかして...
夢の久作(夢野久作) 「人間腸詰」
...隆光左中将定平(さだひら)中御門(なかみかど)ノ宰相(さいしょう)宣明(のぶあき)園の中将基隆(もとたか)甘露寺左大弁(さだいべん)藤長一条ノ頭(とう)の中将行房坊門の清忠等々の殿上(てんじょう)から...
吉川英治 「私本太平記」
...スペインの根拠地マニラ及び基隆を攻略しようという案を持ち出した...
和辻哲郎 「鎖国」
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