例文・使い方一覧でみる「城趾」の意味

...何か古城趾（こじょうし）があるとすれば殊（こと）に妙であるが... 何か古城趾があるとすれば殊に妙であるがの読み方
岩村透「不吉の音と学士会院の鐘」

...「場所は日本アルプスの×××の麓の城趾である... 「場所は日本アルプスの×××の麓の城趾であるの読み方
大倉※［＃「火＋華」、第3水準1-87-62］子「心霊の抱く金塊」

...関城趾の覧古（らんこ）を兼ねたる也... 関城趾の覧古を兼ねたる也の読み方
大町桂月「秋の筑波山」

...大宝沼は城趾の両側を挟さんで... 大宝沼は城趾の両側を挟さんでの読み方
大町桂月「秋の筑波山」

...「これより南三町小田城趾」としるせる木標の立てるを見る... 「これより南三町小田城趾」としるせる木標の立てるを見るの読み方
大町桂月「秋の筑波山」

...佐々木盛綱の城趾... 佐々木盛綱の城趾の読み方
大町桂月「碓氷峠」

...田沼の近くにある唐澤山は秀郷の古城趾のあつたところで... 田沼の近くにある唐澤山は秀郷の古城趾のあつたところでの読み方
田山花袋「日光」

...旧城趾（きゅうじょうし）やその他の荒れ地に勢いよく茂った雑草は見るから気持ちがよかった... 旧城趾やその他の荒れ地に勢いよく茂った雑草は見るから気持ちがよかったの読み方
寺田寅彦「路傍の草」

...即ち、舊城趾なり... 即ち、舊城趾なりの読み方
長塚節「草津行」

...一昨年も昨年も、丁度同じ夏至の日に、玉置の城趾で、何者とも知れぬ者の為に何者とも知れぬ者が殺害されて居ります...
野村胡堂「古城の真昼」

...古城趾の所有者なる玉置子爵――さえ... 古城趾の所有者なる玉置子爵――さえの読み方
野村胡堂「古城の真昼」

...……玉置の城趾の宝は... ……玉置の城趾の宝はの読み方
野村胡堂「古城の真昼」

...玉置の城趾を完全に警備して貰う筈です... 玉置の城趾を完全に警備して貰う筈ですの読み方
野村胡堂「古城の真昼」

...私の姉がこの城趾を訪ねて... 私の姉がこの城趾を訪ねての読み方
野村胡堂「古城の真昼」

...この城趾の謎を解かなければならないんです」美しい光子の頬には...
野村胡堂「古城の真昼」

...城趾（しろあと）から少し東南に離れた田の中に... 城趾から少し東南に離れた田の中にの読み方
柳田國男「日本の伝説」

...例えば下野（しもつけ）上三川（かみのかわ）の城趾（しろあと）の濠の魚は... 例えば下野上三川の城趾の濠の魚はの読み方
柳田國男「日本の伝説」

...高句麗時代の城趾をも存し... 高句麗時代の城趾をも存しの読み方
與謝野寛・與謝野晶子「満蒙遊記」

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