例文・使い方一覧でみる「城南」の意味

...今生産事業で賑（にぎ）わっている東京の城南（じょうなん）方面にえらび... 今生産事業で賑わっている東京の城南方面にえらびの読み方
海野十三「爆薬の花籠」

...城南の丸墓山に上り... 城南の丸墓山に上りの読み方
大町桂月「石田堤」

...四余が文学上の書籍に親しんだのは中学卒業の一年前位からの事で、前言った通り『国民の友』、『早稲田文学』、『しがらみ草紙』、『城南評論』、それに近松物、西鶴物、露伴物、紅葉物、高田早苗氏の『美辞学』、中江篤介（なかえとくすけ）訳の『維氏美学（いしびがく）』、それらを乱読して東都の空にあこがれていた... 四余が文学上の書籍に親しんだのは中学卒業の一年前位からの事で、前言った通り『国民の友』、『早稲田文学』、『しがらみ草紙』、『城南評論』、それに近松物、西鶴物、露伴物、紅葉物、高田早苗氏の『美辞学』、中江篤介訳の『維氏美学』、それらを乱読して東都の空にあこがれていたの読み方
高浜虚子「子規居士と余」

...自分も或る日曜日に城南へ買いに出かけた... 自分も或る日曜日に城南へ買いに出かけたの読み方
太宰治「惜別」

...現に城南新橋（じょうなんしんきょう）の畔（ほとり）南鍋街（なんこがい）の一旗亭（きてい）にも銀屏（ぎんぺい）に酔余の筆を残したまへるがあり... 現に城南新橋の畔南鍋街の一旗亭にも銀屏に酔余の筆を残したまへるがありの読み方
永井荷風「矢はずぐさ」

...音書（いんしょ）絶えたり）丹鳳城南秋夜長（丹鳳城南... 音書絶えたり）丹鳳城南秋夜長（丹鳳城南の読み方
中里介山「大菩薩峠」

...秋恨（しうこん）に堪へ玄兎城南... 秋恨に堪へ玄兎城南の読み方
中里介山「大菩薩峠」

...それもわからなくなってしまいました」「城南に行かんとすれば南北を忘る――というところですね」「いや...
中里介山「大菩薩峠」

...城南負郭有二黒河青塚一... 城南負郭有二黒河青塚一の読み方
※［＃「さんずい＋（壥−土へん−厂）」、第3水準1-87-25］上漁史「青塚ノ説」

...岩城南光がやってきた... 岩城南光がやってきたの読み方
久生十蘭「蝶の絵」

...また城南にある北山の中腹にまで登つて松花江と城とを展望する事にした...
與謝野寛・與謝野晶子「満蒙遊記」

...城南の望祭山にある鹿のゐる神園を観せたいと云はれたが... 城南の望祭山にある鹿のゐる神園を観せたいと云はれたがの読み方
與謝野寛・與謝野晶子「満蒙遊記」

...城南の練兵場から... 城南の練兵場からの読み方
吉川英治「三国志」

...殊に、城南の通路に、監視隊は重点をおいた... 殊に、城南の通路に、監視隊は重点をおいたの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...城南城西の一塁一塁へ向って... 城南城西の一塁一塁へ向っての読み方
吉川英治「新書太閤記」