...幾んど城北の臺地に集まれり...
大町桂月 「小日向臺」
...孔子七十にして魯国(ろこく)の城北(しろのきた)泗上に葬(はうふり)て心喪(こゝろのも)を服(ふく)する弟子(でし)三千人...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...願成寺○城北寺町寒月や石塔のかげ松のかげ 子規黄鶴一度去不復返(李白)白雲千載空悠々...
種田山頭火 「松山日記」
...城北三里板柳(いたやぎ)村の方へ向うた...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...城北三里板柳村の方へ向うた...
徳冨蘆花 「熊の足跡」
...城北中学校柔道師範...
豊島与志雄 「電車停留場」
...その城北中学に、年老いた漢文の教師がいた...
豊島与志雄 「電車停留場」
...城北へ別に悪い邸を賜わる事となった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...松山城北の常真寺へ退居して...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...在二帰化城北三十里一...
※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]上漁史 「青塚ノ説」
...ところで柳暗花明を材とした川柳に積年非凡の才能を示してゐる坊野寿山子の吟詠には私たちが城北花巷で見聞した人情...
正岡容 「旧東京と蝙蝠」
...これは郷里に帰つて城北の侍町を過ぎた時の所感を述べたもので無論維新後に頽廃(たいはい)した侍町のつもりである...
正岡子規 「病牀六尺」
...書於江戸城北駒米里華佗巷之温知薬室...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...兵庫県多紀(たき)郡城北村)何か昔から...
柳田國男 「日本の伝説」
...手薄と見えた城北の敵は...
吉川英治 「三国志」
...その屍(かばね)でも葬ってやろう」冀州の城北に...
吉川英治 「三国志」
...城北は、山すそから谷へ、また水(ふすい)の岸へもつづき、地形はひどく複雑である...
吉川英治 「三国志」
...城北へ細く険しい山道を目がけ...
吉川英治 「三国志」
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