...いわゆる天道の平均主義であります...
井上円了 「おばけの正体」
...今なら七銭均一とか十銭均一とかいいそうな安西洋料理へ案内した時にいうと...
内田魯庵 「斎藤緑雨」
...均衡(きんこう)を失った身体は止めどもなく辷り落ちる...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...時代要求の結果は相当の程度に達したところの大学には公私を区別せずして均(ひと)しく大学の待遇を与えるということになったのである...
大隈重信 「始業式訓示」
...まだ平らに均(な)らさないうちから漆喰の水分を吸いつくしてしまい...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...均平が寄って行くと...
徳田秋声 「縮図」
...」均平はパンを(むし)りながら...
徳田秋声 「縮図」
...大衆とは数や平均値というような単に量的に規定された概念ではなく...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...この文章又は例の「要項」の摘要に対する批評は山川均氏(『中央公論』)や青野季吉氏(『読売』)等の「左翼民主主義者」達から...
戸坂潤 「社会時評」
...何となれば此權力均衡論を決定するの投票權は...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...この頃は最う士族一般が平均禄で...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...過不及(かふきゅう)無く均衡(きんこう)のとれた豊かさは...
中島敦 「弟子」
...均一の品の多いのは...
長谷川時雨 「明治大正美女追憶」
...1)Sussmilch, Gttliche Ordnung, vol. iii. p. 60.都市と農村を一括してのすべての国の死亡率の最近似平均尺度は...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...しかし王国全体に対する平均を得るために...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...」その四十一均(ひと)しくこれ津軽家の藩士で...
森鴎外 「渋江抽斎」
...彼らの模様は常に均等な数理的な幾何学的な関係において構成されているではないか...
柳宗悦 「工藝の道」
...少くとももし労働に対する需要と食料品の平均価格とが課税後もその以前と同一であるならば...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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