...地蔵尊の信仰とともに寺や道場に配されることが多い...
...並んで二体の地蔵尊の...
泉鏡花 「薄紅梅」
...あたかもわが国の路傍にある地蔵尊...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...いと古代じみたる木彫地蔵尊を本尊となす...
井上円了 「おばけの正体」
...独力にて地蔵尊の向きを変じておいたのであったそうだ...
井上円了 「おばけの正体」
...……・汲みあげる水のぬくさも故郷こひしく・枯れようとして朝顔の白さ二つ石地蔵尊その下で釣る・暮れてとんぼが米俵編んでゐるところ・灯かげ月かげ芋の葉豆の葉(改作)一つ風景――親牛仔牛が...
種田山頭火 「行乞記」
...例の酒を禁じた石と鼻の欠けた地蔵尊とが……...
田山花袋 「ある僧の奇蹟」
...地蔵尊(在りし日の)大正十二年九月一日の大震に倒れただけで無事だった地蔵尊が...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...能化(のうげ)の地蔵尊...
中里介山 「大菩薩峠」
...この石の地蔵尊を背中につけて...
中里介山 「大菩薩峠」
...これは巨大なる石の地蔵尊の坐像であったことを知って...
中里介山 「大菩薩峠」
...地蔵尊には『大正三年一月十六日 釈浄證信士』とあり...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...私は地蔵尊のそばへゆくと...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
...地蔵尊の額を見た...
森鴎外 「山椒大夫」
...土に縁の深い地蔵尊だけが...
柳田國男 「日本の伝説」
...母は地蔵尊を信仰していて...
吉川英治 「私本太平記」
...地蔵尊(じぞうそん)の申し子みたいなお方なのだ...
吉川英治 「私本太平記」
...母上のくだされたお守りの地蔵尊をお手本に」「まさか...
吉川英治 「私本太平記」
...れいの地蔵尊(じぞうそん)の笈摺(おいずる)を背負(せお)って...
吉川英治 「神州天馬侠」
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