...多く地気の作用であると思う...
井上円了 「おばけの正体」
...地気というのは地層の下から立ちのぼる気体で...
井上円了 「おばけの正体」
...これは単に地気の作用のみでなくして...
井上円了 「おばけの正体」
...地気が北転しているのだという...
魯迅 井上紅梅訳 「鴨の喜劇」
...地気(じき)骨に徹(とお)りて...
巌谷小波 「こがね丸」
...京山男少年乙未秋京水百鶴北越雪譜初編 巻之上越後塩沢鈴木牧之 編撰江戸京山人百樹 刪定○地気(ちき)雪(ゆき)と成(な)る弁(べん)凡(およそ)天より形(かたち)を為(な)して下(くだ)す物(もの)○雨(あめ)○雪(ゆき)○霰(あられ)○霙(みぞれ)○雹(ひよう)なり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...霜(しも)は地気の凝結(ぎようけつ)する所...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...地気天に上騰(のぼり)形(かたち)を為(なし)て雨○雪○霰(あられ)○霙(みぞれ)○雹(ひよう)となれども...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...(雹(ひよう)は夏ありその弁(べん)こゝにりやくす)地の寒(かん)強(つよ)き時は地気(ちき)形(かたち)をなさずして天に升(のぼ)る微温湯気(ぬるきゆげ)のごとし...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...水気(すゐき)は地気(ちき)よりも寒暖(かんだん)を知(し)る事はやきものゆゑ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...地に近い温際(おんさい)から地気が昇って行って冷際(れいさい)に到(いた)って...
中谷宇吉郎 「語呂の論理」
......
中谷宇吉郎 「雪」
...日本に熟兎を養う事数百年なるもかかる患害(うれい)を生ぜぬは土地気候等が不適なはもちろん...
南方熊楠 「十二支考」
...これも「地震考」の筆法でいうと「地気」がのぼったのであろう...
武者金吉 「地震なまず」
...地震の起こる前には坑内に「地気」が立ちのぼって...
武者金吉 「地震なまず」
...榛軒は西洋諸国を以て「天度地気の中正を得ざる国」となし...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...敵味方に不公平なき天地気象の下に立ち...
吉川英治 「上杉謙信」
...都会人の遊楽地気分の中にまごまごする...
吉川英治 「随筆 新平家」
便利!手書き漢字入力検索