...よく鳥居をくぐる途(みち)に地口(ぢぐち)の行燈(あんどん)がならんでゐた...
芥川龍之介 「俳画展覧会を観て」
...泉鏡花氏の小説で習い覚えた地口(じぐち)を...
太宰治 「おしゃれ童子」
...リャボーヴィチは勝負ごとといったらカルタのほかには一切やったことのない男なので、球突台のそばにつっ立って、勝負をしている連中の顔をつまらなそうに眺めていたが、こっちはてんでに上着のボタンを外し、両手にキューを構えて、横行闊歩したり、地口を叩いたり、何やら素人にはわからない言葉をわめいたりしていた...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「接吻」
...いつか一週間も逢わないでいて久しぶりにお宮のいる家の横の露地口で出会った時のようにげらげら顔を崩(くず)しながら「自家の主婦さん...
近松秋江 「うつり香」
...今日は地口どころじゃない...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...問題は地口じゃない...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...痛烈なものだと思ってる地口を言ってはおもしろがり...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...人家(じんか)の軒下(のきした)や路地口(ろぢぐち)には話しながら凉(すゞ)んでゐる人の浴衣(ゆかた)が薄暗(うすぐら)い軒燈(けんとう)の光に際立(きはだ)つて白く見えながら...
永井荷風 「すみだ川」
...さらば此(こ)のまゝ路地口(ろぢぐち)に立つてゐて...
永井荷風 「すみだ川」
...「もしや」といふ一念にひかされて再び葭町(よしちやう)の路地口(ろぢぐち)に立寄(たちよ)つて見た...
永井荷風 「すみだ川」
...わたくしは郵便箱の立っている路地口の煙草屋で...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...すぐさま自転車預り所(どころ)と金物屋との間の路地口に向けられるのである...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...わたくしはいつも此路地口から忍び入り...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...それから一町ほど行って「薬屋」という看板をかけた大きな宿屋の路地口(ろじぐち)を...
中里介山 「大菩薩峠」
...――イヤ洒落や地口にしては...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...** leshairesne rendent pas toujourshresceux qui les portent. モンテーニュはしばしばこの種の地口を弄して得意である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...へたに意地を張ると一生片輪者になるぜ」「きさまこういう地口を知っているか」と去定は云った...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...お杉は、自分だけ先に、飯茶碗をとって、「又八、おぬしも、もう酒はよくはないか」「これだけ」と、手酌(てじゃく)で酌(つ)いで――「飯はたくさんだ」「湯漬けでも食べておかぬと、体にわるいぞよ」前の畑や、路地口を、雇人の提燈(ちょうちん)がしきりと出入りしていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
- ゴルファーの比嘉真美子さん: 宅建士試験に合格し、学び続ける姿勢を表明 🏌️
- アナウンサーの南波雅俊さん: 野球実況への憧れからNHK入局、TBS転職で大舞台に挑む“好きな男性アナ”1位アナウンサー 🎤
- 野球選手の辰己涼介さん: FA権行使後も楽天に残留を決断。⚾
