...「めぐみ深い在天の神様...
ストリンドベルヒ August Strindberg 有島武郎訳 「真夏の夢」
...いつとは知らず在天(ざいてん)の大寶冠より滴(したた)りたる夜光(やくわう)の玉のひとひかり...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...○本朝文粋(ぶんすゐ)に挙(あげ)たる大江匡衡(まさひら)の文に「天満自在天神或は塩二梅於天下(てんかをあんばいして)一輔導一人(いちにんをほだうし)一(帝の御こと)或日二月於天上(てんしやうにじつげつして)一照二臨万民(まんみんをせうりんす)一就レ中(なかんづく)文道之大祖(ぶんだうのたいそ)風月之本主(ふうげつのほんしゆ)也(なり)」云云...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...インドに於いては大自在天は男性の中の男性で...
高村光太郎 「本邦肖像彫刻技法の推移」
...あはれ故内府在天の靈も照覽あれ...
高山樗牛 「瀧口入道」
...それはただ在天の神で...
豊島与志雄 「文学以前」
...浦上復興のため働いているのは地上生き残りの信者よりはむしろ在天の霊魂ではございますまいか...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...こい願わくは在天の西田神父様...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...「九三君子終日乾乾夕若无咎 九四或躍在淵无咎九五飛竜在天利見大人」いよいよ読み進んで...
中里介山 「大菩薩峠」
...回首九原月在天...
夏目漱石 「思い出す事など」
...スターンは自分の責任を免(のが)れると同時にこれを在天の神に嫁(か)した...
夏目漱石 「草枕」
...このシバの大自在天は...
林芙美子 「浮雲」
...この自在天のシバの秘密のなかから...
林芙美子 「浮雲」
...仏者の所謂自在天に入りはすまいかと考えた...
二葉亭四迷 「予が半生の懺悔」
...「地下の霊」とか「在天の霊」とかいって来たわけであった...
柳田国男 「故郷七十年」
...現在天晴(あっぱ)れの精神科学者を兼ねた名探偵となって御座るわけだから...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...故右大臣信長公の在天の霊と...
吉川英治 「新書太閤記」
...大自在天王が天人六十人をひきいて現われる...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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