...土民生活に於ては一切の産業が土着するが故に農工業や交換業が或は分業的に或は交替的に行はれて鞏固な有機生活が実現される...
石川三四郎 「農本主義と土民思想」
...たゞ総ての職業が土着することを理想とする...
石川三四郎 「農本主義と土民思想」
...総ての職業が土着するには...
石川三四郎 「農本主義と土民思想」
...此村に土着する事に決めたのださうな...
石川啄木 「刑余の叔父」
...段々子供が多くなると其土地へ行つて土着すると云ふやうなことから莊園が武力の中心となつて來た...
竹越與三郎 「日本の眞の姿」
...それが抑圧に抗しながらやっと土着するころにはいつのまにかすっかり消化され日本化されてしまって結局はみんな大日本を肥やす肥料になっていた...
寺田寅彦 「北氷洋の氷の割れる音」
...神は他郷の人が来て土着するのを悪(にく)んで...
森鴎外 「渋江抽斎」
...すなわち資本を投じてここの新宿に土着する者の権利として...
柳田國男 「地名の研究」
...次第に旧村から下って土着する者を生じ...
柳田國男 「地名の研究」
...後に至って開発土着する者があったとすればあるいはこれを解し得るが...
柳田國男 「地名の研究」
...しかも土着する者は至って稀(まれ)で...
柳田国男 「山の人生」
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