例文・使い方一覧でみる「土台石」の意味
スポンサーリンク...土台石を構える。... 
...土台石が大きく崩れた...
...計画の土台石が崩れ、全てが中止になった...
...長年にわたる地図の作成には正確な土台石が必要だ...
...国道工事に必要な土台石の調達が難航した...
...義のために失敗せしものは義の王国の土台石となりしものなり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...他の人の嫌がることをなせこれがマウント・ホリヨーク・セミナリーの立った土台石であります...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...下からは土台石（どだいいし）らしいものが出てきた...
海野十三 「金属人間」
...家々の土台石を舐（な）め豚（ぶた）を泳がせ刈りとったばかりの一万にあまる稲坊主を浮かせてだぶりだぶりと浪打った...
太宰治 「ロマネスク」
...くつがえされた土台石だけが今日なお...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...つい土台石の下にのめっている一つの血腥（ちなまぐさ）い死骸があります...
中里介山 「大菩薩峠」
...門柱の土台石にぶつけて...
新美南吉 「最後の胡弓弾き」
...土台石井馨之助を殺した手がわからないのですから手の付けようが無かったのです...
野村胡堂 「悪魔の顔」
...どこか門の下の土台石の下へでも押し込むか...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「鼻」
...橋が墜ちてその袂の大きな家は、土台石が流れ、柱が傾いている...
柳田国男 「雪国の春」
...柱を支える土台石のように...
山本周五郎 「日本婦道記」
...土台石の隙間の中へ...
山本周五郎 「風流太平記」
...――土台石の隙間から聞えたのはこの娘の声だったのだ...
山本周五郎 「風流太平記」
...岡山で土台石まで自身に選択し...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...……尤もこれは事件後に村外れに在った源次郎氏の自宅を土台石まで引っくり返して調べた結果...
夢野久作 「復讐」
...往時の土台石とか...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...城を築く時、土台石に、その家訓を刻ませた...
吉川英治 「茶漬三略」
...その頃の遺物（かたみ）らしき土台石でも残っていないか」「あれに...
吉川英治 「源頼朝」
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