...土匪が山で人を襲ったという噂がある...
...彼は現代の土匪と呼べるほどの悪党だ...
...土匪に遭遇しないように、安全な道を案内してもらえますか?...
...昔の中国では土匪が交通路を占拠していることがよくあった...
...その小説は、清末の山東省を舞台にした土匪の話である...
...土匪も洒落(しゃ)れたもんだね...
芥川龍之介 「湖南の扇」
...さっき黄(こう)六一と云う土匪(どひ)の頭目の話をしたろう? あの黄の首の血をしみこませてあるんだ...
芥川龍之介 「湖南の扇」
...八 支那を奪取するは難し支那にはまた近来河南(かなん)に白狼匪(はくろうひ)など称する土匪が起っている...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...たちまち土匪(どひ)と変じます...
吉川英治 「三国志」
...土匪山賊がまじっている...
吉川英治 「三国志」
...好餌(こうじ)を漁(あさ)りまわる土匪(どひ)の徒や野武士の集団は...
吉川英治 「新書太閤記」
...土匪の襲来は知ったものとみえる...
吉川英治 「宮本武蔵」
...土匪(どひ)たちは...
吉川英治 「宮本武蔵」
...「やかましいっ」「歩かねえか」土匪(どひ)たちは...
吉川英治 「宮本武蔵」
...土匪(どひ)は、綱をつかんで、引起しながら、「こいつら、諦(あきら)めのわるいやつらだ、稗粥(ひえがゆ)をすすって、痩せ土を耕しながら、骨と皮ばかりになっているより、おれ達と暮してみろ、世の中が面白くて堪らなくなるから」「面倒だ、その綱を、馬に繋いでしょッ引かせろ」馬の背には、どの馬にも掠(かす)めて来た財物や穀類が山と積んである...
吉川英治 「宮本武蔵」
...――だが馬の尻を打っていた土匪の仲間は...
吉川英治 「宮本武蔵」
...数珠(じゅず)つなぎの女たちを馬に引かせていた一人の土匪を血まつりに斬り捨てた時から...
吉川英治 「宮本武蔵」
...土匪(どひ)がそこらへ落して行った武器を拾い蒐(あつ)め...
吉川英治 「宮本武蔵」
...土匪どもに不利で...
吉川英治 「宮本武蔵」
...それに土匪は、兇猛ではあるが、武器の統一も、訓練もないので――これを一乗寺(いちじょうじ)下(さが)り松(まつ)の決戦の時から思うと――武蔵はまだ生死の境にふみこんでいる心地はしなかった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...土匪の首領の後ろへ立った...
吉川英治 「宮本武蔵」
...土匪より恐ろしい天罰が下るぞ」七「見て来たか」徳願寺に泊りあわせていた長岡佐渡は...
吉川英治 「宮本武蔵」
...土匪(どひ)を懲(こ)らし...
吉川英治 「宮本武蔵」
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