...公債發行予定額(こうさいはつかうよていがく)を五千九百萬圓(まんゑん)餘(よ)程(ほど)減少(げんせう)して一億(おく)三千八百萬圓(まんゑん)としたのである...
井上準之助 「金解禁前後の經濟事情」
...圓(まどか)なる影は二度まで見たるに...
高山樗牛 「瀧口入道」
...そうだとすれば圓一も亦三成の内命を受けて...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...佛印デ二百萬圓ダッタラ日本ヘ持ッテ来レバ倍以上ニナルデショウ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...しかし電動機が九州一圓にも普及したのは...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...才情圓熟なる伊藤侯の風神なく...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...船津まで十五圓といふ賃金表が出てゐる...
野上豐一郎 「湖水めぐり」
...金圓の數も少なき其上に...
福沢諭吉 「帝室論」
...クリッとした目に愛嬌のある丸顔の圓太郎がひと言しゃべるたび...
正岡容 「圓太郎馬車」
...いま芝居噺でお江戸の人気を一身に集めている若い落語家(はなしか)の三遊亭圓朝は...
正岡容 「圓朝花火」
...「……」身ずまいを正して小圓太はいよいよ上がることにした...
正岡容 「小説 圓朝」
...初看板の夢壊(つい)えて圓朝はガッカリとしてしまった...
正岡容 「小説 圓朝」
...壁に耳あり徳利に口だぞ」「…………」何をどう小勇の圓太がいったかしらないが...
正岡容 「小説 圓朝」
...――他に上方にては桂圓枝...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...毎時ながら圓朝の用意のほどに降参してしまわないわけにはゆかない...
正岡容 「我が圓朝研究」
...あるいは圓朝自身も芝居噺のときはこういう風に演っていたかもしれない...
正岡容 「我が圓朝研究」
...博士の收入では五百圓の支出も容易でない處から...
森鴎外 「半日」
...その行列が圓戲場(メンヒテアトル)ででもあるやうに...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
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