...いかにして国運を恢復(かいふく)せんか...
内村鑑三 「デンマルク国の話」
...国運衰退のときにおける事業の発展であります...
内村鑑三 「デンマルク国の話」
...この障壁の撤せらるる其処(そこ)に直ちに我が国運の危殆(きたい)を感ずるものである...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...国運第二の発展期たる日露戦争直前に生を終ったわけである...
高村光太郎 「九代目団十郎の首」
...国是は定まり、国運は伸び、わけて文化の一新紀元が劃(かく)せられた...
高村光太郎 「美の日本的源泉」
...これは最近見られる愛国運動事情の根本特色をなしている...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...愛国運動に一種の退潮期が来たというのは...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...国運の傾くのを寧(むし)ろ助けるような始末になる虞(おそれ)がある...
新渡戸稲造 「真の愛国心」
...二十隻のA国運送船隊は...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...一つの救国運動として故国に対する人民の愛と必要に立つ統一的動きを肯定する以外に...
宮本百合子 「合図の旗」
...これほど多くの国家の興亡や国運の盛衰を見れば...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...国運がはなはだ振わないのに心をいため...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...方言の注意せられるのも国運隆盛の一兆候と言いうる...
柳田国男 「雪国の春」
...日本の国運を支ふるに於て何か有ん...
山路愛山 「英雄論」
...はた蜀の国運の未だ開けざる約束事か...
吉川英治 「三国志」
...ほとんど孔明一人がその国運を担(にな)っていたといっても過言でない状態にあったので...
吉川英治 「三国志」
...大きな国運というものであろう...
吉川英治 「随筆 新平家」
...資本主義の隆昌と時の国運が醸成したものにはちがいないが...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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