...国表を調べてみたら、その国は自然豊かな場所だった...
...この地域の国表は、国王によって厳しく管理されていた...
...世界地図で国表を見ると、国と国の関係がよくわかる...
...国表の変更に対しては、市民からも意見を募集している...
...国表が変わったことで、経済的影響も出ている...
...これは国表へのお土産になったのであります...
上村松園 「あのころ」
...国表(くにおもて)へつくと早速「差控え」を食うことになっている...
中里介山 「大菩薩峠」
...折あしく近頃お国表の尼ヶ崎から江戸詰になったばかりの奥役人...
正岡容 「艶色落語講談鑑賞」
...お国表の御動静(ごようす)までも...
夢野久作 「斬られたさに」
...国表を逐電(ちくてん)されてしまった当座は...
吉川英治 「剣難女難」
...そのあと、光秀がまだ茫然と腰が抜けたように坐っているところへ、使者が来て、其方(そのほう)儀(ぎ)、中国表へ、先陣として出勢すべきの旨、仰せ出さる、則(すなわち)、即刻御暇被下(おいとまくださる)もの也という状一通が手渡された...
吉川英治 「新書太閤記」
...西国表は、備前(びぜん)、美作(みまさか)、因幡(いなば)の三ヵ国とも、毛利への万一の備えに、一兵もうごかすなと申しつけたことも、手ちがいなく達しておるか」「その儀は、わけて御念を入れられてのおさしずとて、充分に触れを達し、また使いも立て、毛利への固めは万ぬかりございませぬ」「泉州(せんしゅう)岸和田(きしわだ)の孫兵次(中村一氏(かずうじ))へ、これも念のため、黒田官兵衛、生駒甚助、明石与四郎などの手勢六、七千を加勢として送りつけておくことも」「は...
吉川英治 「新書太閤記」
...一五畿内の固めはもちろん、西国表まで、丈夫に申しかため申した...
吉川英治 「新書太閤記」
...一備前、美作(みまさか)、因幡(いなば)など、西国表は、一人もうごかさず、大磐石...
吉川英治 「新書太閤記」
...国表の実兄(あに)や親戚へ云ってやれば――とも考えるが...
吉川英治 「死んだ千鳥」
...お国表の大石殿へ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...吉良様の御附人として、米沢表からおよそ二十名ほどの腕利きを選りぬいて寄越すように申し遣わしてあるが、とこう、運ばぬ所を見ると、世評のかんばしからぬを耳にして、国表の若者共も、吉良様へ附人たる事は、潔(いさぎよ)く思わぬらしい』『左様でもござりますまいが』『いや、そうある事は、少しも不審でない...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...……どれ』と、炬燵を起って、『国表の者や、会うよすがもない身寄共へは、それぞれへ、一筆ずつ認めて置いた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...卍(まんじ)丸でお国表へお引揚げなさる由...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...無断で国表を出奔(しゅっぽん)して...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...「嘘ではございません、天堂様」「嘘とは思わんが、どういう事情(わけ)じゃ」「ひと口に申しますと、実はその、ただし、これは内緒でございますが」「かまわん、啓之助のことなら、秘密を守ってやるから、話してみろ」「昨年、殿様がお帰りの時に、啓之助様がソッと、ある女を、脇船の底へ隠して、お国表へ、持って帰りました...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...……まったく、そのむかっ腹がした出来心でございます」「なに、お国表の老公が、ご発狂なされたと、町はうわさしていたか」「嘘か、ほんとか、何しても、聞き捨てにならないことと、その男が、銭湯を出たあとをつけて、呼びとめたのが、まちがいの因(もと)でした...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...その為、お国表から、大石内蔵助殿が御人数を率いて四国へ渡っておられる故――その方へ、差廻(さしまわ)されることになった』『何の御勘気もなく』源吾は、改まって、『御隠居、あなたも若気の御子息をお持ちのことだ...
吉川英治 「※[#「さんずい+鼾のへん」、第4水準2-79-37]かみ浪人」
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