...挙国一致は、国富を挙げるだけでなく、国を発展させるための重要な精神である...
...サウジアラビアは石油採掘によって国富を築いた...
...古典学派の経済学者アダム・スミスは、「国富論」を著したことで知られている...
...重商主義は国家経済政策の一つで、貿易を通じて国富を増やそうとする考え方...
...砂岡君と国富君とが...
芥川龍之介 「水の三日」
...近代の産業革命の警鐘を鳴らせしものと称せられるアダム・スミスの『国富論』は...
石川三四郎 「社会的分業論」
...海外の金儲けは即ち国富の膨脹...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...全国富(こくふ)の十分の一を失ったわけです...
鈴木三重吉 「大震火災記」
...駿河国富士郡に下向す...
太宰治 「右大臣実朝」
...一七七六年に公にした国富論において...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...国民所得と国富の増加...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...国富の増産に役立つ知識を与えるというのも...
中谷宇吉郎 「六三制を活かす道」
...『国富論』の著者のこの制度に対する反対論旨が本質的に誤っていることを...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...正金の量が豊富なのは国富の結果なのではなく...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
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宮本百合子 「獄中への手紙」
...両隊は国富(くにとみ)村操山(みさをやま)の少林寺(せうりんじ)に舎営することになつた...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...余暇の多き研究生活の中で『国富論』を書いたのであるが...
矢内原忠雄 「読書と著書」
...国富重彦という人がいたので...
柳田国男 「故郷七十年」
...国富が増殖して生命があり余ると...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...常に大義を振りかざすことができます」「しかし袁紹の雄大な国富と勢力も侮(あなど)れんが」「ですから...
吉川英治 「三国志」
...ねがわくは、ご本国の概要を聞かせ給え」「されば、蜀はわが大陸の西部に位し、路に錦江(きんこう)の嶮をひかえ、地勢は剣閣(けんかく)の万峰(ばんぽう)に囲まれ、周囲二百八程、縦横三万余里、鶏鳴(けいめい)狗吠(くはい)白日も聞え、市井点綴(しせいてんてつ)、土はよく肥え、地は茂り、水旱(すいかん)の心配は少なく、国富み、民栄え、家に管絃あり、社交に和楽あり、人情は密に、文をこのみ、武を尚(とうと)び、百年乱を知らずという国がらです」「おはなしを承っただけでも、一度遊びに行ってみたくなりますね...
吉川英治 「三国志」
...国富のためまた、庶民のための国策である)と、政治らしい政治として発表するであろうに、入道は、そんな上手もなく、また厖大(ぼうだい)な地域には、桑田(そうでん)もあり、塩焼く海女(あま)の小屋もあるうちから、もう宏大な一門の別荘などを建て出したものである...
吉川英治 「源頼朝」
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