...明治四十三年頃、韓国守備中に、箕作博士の『西洋史講話』を読んで植え付けられたこの点に関する興味が、不断に私の思索に影響を与えつつあったのである...
石原莞爾 「戦争史大観」
...国守としての態度を失はなかつた...
薄田泣菫 「小壺狩」
...一国の国守ともある身分で...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...肥後の国守の御沙汰につきましては...
薄田泣菫 「茶話」
...薩州(さっしゅう)の国守からもらった茶色の綿入れ着物を着ていたけれど...
太宰治 「地球図」
...(太平記に、「其外五十余ヶ所の守護、国守、国々の関所、大庄をば、悉く公官被官の人々拝領しける間、陶義(とうぎ)の富貴に誇り、鄭白の衣食に飽けりと、其外千種殿と、文観僧正の奢多婬乱の事を記すこと詳かなり」巻の十二を見よ)然るに諸国の武夫は、之と比肩する能はざるのみならず、外にありては、香車の後(しり)へに走り、内に在りては、青侍の前に跪(ひざまづ)かざるを得ず、且つ当時最も武夫の栄誉としたりし御家人の名は廃せられ、凡下と区別なきに至れり、是れ豈に武夫の最も怒るべき点ならずや、然れども是れ猶ほ武夫の蒙りたる不幸の最なるものにあらざるなり...
蜷川新 「天皇」
...国守は、その鳥の群がようやくその森に落(お)ち著(つ)いてしまうまで、空(うつ)けたようにそれを見つづけていた...
堀辰雄 「姨捨」
...国守(くにのかみ)の掟(おきて)だからしかたがありません...
森鴎外 「山椒大夫」
...国守の手に合わぬと見える...
森鴎外 「山椒大夫」
...国守(くにのかみ)は検校(けんぎょう)の責めを問われるのじゃ...
森鴎外 「山椒大夫」
...その年の秋の除目(じもく)に正道は丹後の国守にせられた...
森鴎外 「山椒大夫」
...しかし国守は最初の政(まつりごと)として...
森鴎外 「山椒大夫」
...それを掃討(そうとう)して国守群守と称する者が現われても...
吉川英治 「新書太閤記」
...国守るほどはあって...
吉川英治 「新書太閤記」
...罰を明らかにせねば国守(こくしゅ)の法も立ちませぬ」「ごもっともでござる」親鸞は...
吉川英治 「親鸞」
...国守清原元輔の頃...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...当時の一国の国守が「城」に対してどれほど厳粛な観念を抱いていたか...
吉川英治 「宮本武蔵」
...幕府の侍所所司で山城国守護を兼ねていた赤松政則も...
和辻哲郎 「鎖国」
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