...「遠江国」の諸城(岡崎城、浜松城など)や寺社(遠江国分寺、岡崎天主堂など)は、歴史的な観光スポットとして有名...
...国分寺(こくぶんじ)跡の...
有島武郎 「或る女」
...国分寺(こくぶんじ)の櫟(くぬぎ)の林の中で...
有島武郎 「或る女」
...又国分寺はここから一里半位のところに堂が存しておって...
高浜虚子 「別府温泉」
...国分寺跡といふ芋畑水音の山門をくゞる水音汐風つよくボートが塗りかへられる六月六日病院出勤の入雲洞君といつしよに出発...
種田山頭火 「行乞記」
...国分寺通りの四角(よつかど)へ来て...
中里介山 「大菩薩峠」
...一方は聖徳(しょうとく)太子の建立(こんりゅう)にかかるといわれる国分寺(こくぶんじ)に続いていた...
葉山嘉樹 「死屍を食う男」
...国分寺で、友達と別れて此方に立ち寄つたのだと云つた...
牧野信一 「秋晴れの日」
...――――――――――――中山の国分寺(こくぶじ)の三門に...
森鴎外 「山椒大夫」
...そのかみの国分寺の址(あと)はおもかげもなく荒れ廃(すた)れていた...
吉川英治 「私本太平記」
...けれど国分寺の柵(さく)にいた成田...
吉川英治 「私本太平記」
...やがて東村山から恋ヶ窪(現・国分寺駅附近)の方へ...
吉川英治 「私本太平記」
...国分寺時代の創建にかかる大宝八幡があるのは不自然ではない...
吉川英治 「平の将門」
...国分寺につけば、そこで法月弦之丞に会えようと思うことを張合いにして、お綱と万吉は、その日、夕照(ゆうでり)をみながら少し無理な道(みち)のりをかけ、もちの木坂の登りにかかった...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...国分寺の印可(いんか)をうけて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...お綱と万吉とが立った国分寺の触札(ふれふだ)は...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...特に国分寺の造営が始まる...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...天平末に政府が吉祥天女画像を国分寺に頒(わか)ったごときはその一端であろう...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...諸方の国分寺がただ国司や少数貴族のためにのみあったとはどうして考えられよう...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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