...彼は固定的な価値観を持っている...
...固定的な観念にとらわれるのはよくない...
...彼女は固定的なアイデアをもっていたが、その後考えが変わった...
...この問題については固定的な考え方ではなく、柔軟な発想が必要だ...
...彼は固定的な手順に縛られず、自分なりの解決策を見つけた...
...一つの固定的な現象としてのみ観察される...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...人は遂にこの固定的な概念にあざむかれる...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...その地点の国語に固定的の影響を与えるであろうという...
寺田寅彦 「比較言語学における統計的研究法の可能性について」
...京都の固定的なそれとはまた異った意味で...
徳田秋声 「蒼白い月」
...絶対固定的に規定されつくされる...
戸坂潤 「科学論」
...質料=物質から離れて形式だけが自己感応して出来上ったと考えられる永遠不変な関係の固定的・静的世界が...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...固定的な現実的なそれです...
豊島与志雄 「楊先生」
...年々輸出される分量は決して固定的なものではなく...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...技術的精神には何か固定的で保守的なところがある...
三木清 「哲学入門」
...そのまま固定的に揃えて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...この種の表現は元来固定的且(か)つ先天的なもので...
夢野久作 「鼻の表現」
...固定的所得を享受している者は影響を受けない...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...すなわち比較的に固定的かつ耐久的な性質の資本に投ぜられるであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...そして地主や株主やその他の固定的所得を享受する者の所得を課税されぬままにしておくからである...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...『しかしながら、いかなる貨物も、他の貨物の価値の尺度たる資格を有つように、固定的、内在的の価値を有ち得るものでないことは、明かに分るであろうから、人類は、価値の実際的尺度として、価値変動のただ四つの原因たるこれらの四つの変動源泉のいずれにも最も蒙りそうもないものを、選択させられるのである...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...どうやら半固定的な脳を発達させたようで...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...彼はその言説が抽象的固定的に堕することをでき得るだけ防ごうとする...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...能面が何らの人らしい表情をも固定的に現わしていないということに基づくのである...
和辻哲郎 「面とペルソナ」
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