...甚(はなはだ)固くなって居た...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...光子は彫像のように固くなって考え込んでいた...
豊島与志雄 「或る男の手記」
...石のように固くなっていました...
豊島与志雄 「子を奪う」
...固くなってしまった...
直木三十五 「寛永武道鑑」
...固くなってしまった...
直木三十五 「南国太平記」
...悲しさに固くなって...
直木三十五 「南国太平記」
...石のように固くなっております...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...針金でつくった人形みたいに固くなってしまって...
林芙美子 「新版 放浪記」
...針金でつくった人形みたいに固くなって切なかったけれど……...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...少し固くなって掛けている...
久生十蘭 「魔都」
...寒笑はまだ固くなって...
山本周五郎 「新潮記」
...石のように固くなっているため...
山本周五郎 「屏風はたたまれた」
...兵隊みたいに固くなって...
夢野久作 「ココナットの実」
...身体(からだ)が石みたように固くなって息も吐(つ)けない位になっちゃったの...
夢野久作 「支那米の袋」
...もしやと思って固くなっていると...
夢野久作 「少女地獄」
...身体(からだ)も固くなっていますと...
夢野久作 「白髪小僧」
...私は一層固くなってしまったのであった...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...お米も寝床にジッと固くなっているらしい...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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