...あの人の図体は大きいね...
...図体でかいワンちゃんが迷子になったそうだ...
...図体に見合わず、素晴らしい声を持っている...
...彼女の図体は小さいけれど、勇気がある...
...彼は図体こそ大きいが、優しくて優秀な人間だ...
...この図体(ずうたい)で...
泉鏡花 「浮舟」
...その図体にも似合わぬ優しい声をかけた...
岩野泡鳴 「猫八」
...大きな図体(ずうたい)を...
海野十三 「地底戦車の怪人」
...恐ろしく肥つた、体重(めかた)が四十貫の上もあらうといふ大男で、こんな図体で、罪のない物真似をするのが可笑(をかし)いといつて観客(けんぶつ)に大持てである...
薄田泣菫 「茶話」
...大きな図体を見て...
薄田泣菫 「茶話」
...不器用な図体であるだけに...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...図体が長くって、足がちんちくりんだ...
豊島与志雄 「潮風」
...そして「おい」と、赤紙を、富士春に渡して、封を切って読んで行くと、微笑して「あはははは、西郷め、大きな図体を、持て余して、居やがるぞ」そう云って、披げたままの手紙を、二人の前へ投げ出した...
直木三十五 「南国太平記」
...図体が二十七貫もあって...
中里介山 「大菩薩峠」
...いい図体をした屈強の男ざかりでありながら...
中里介山 「大菩薩峠」
...無格好な外輪をくっつけている図体ばかりでかい彼女をあざわらっていた...
服部之総 「黒船前後」
...このでっぷりした図体とはおよそ似つかわしからぬ干からびて骨ばった顔が見え...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...不必要に深く彼女の大きな図体(ずうたい)に食いこんでいるエプロンの紐(ひも)を...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...図体こそは厖大だが...
久生十蘭 「ひどい煙」
...すぐ眼の前に『アマゾン』の大きな図体が...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...――「図体が大きいばかりで...
牧野信一 「夏ちかきころ」
...図体も六尺近いかと思われる...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...二十貫目あるという大きな図体をドタリと卸(おろ)した...
夢野久作 「空を飛ぶパラソル」
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