...『和漢三才図会』は、江戸時代に作成された百科事典である...
...和漢三才図会(わかんさんさいづゑ)によれば...
芥川龍之介 「骨董羹」
...按(あんず)るに和漢(わかん)三才図会(づゑ)寓類(ぐうるゐ)の部(ぶ)に...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...天明七年北尾政美が絵本『名所鑑』はこの種類中の先駆にして安政三年広重の描ける『狂歌江戸名所図会(ずえ)』はその最終のものの中(うち)最も見るべきものなるべし...
永井荷風 「江戸芸術論」
...名所図会という名所図会には...
中里介山 「大菩薩峠」
...名所図会のがニセ物で...
中里介山 「大菩薩峠」
...「江戸名所図会」の実地踏査に...
野村胡堂 「胡堂百話」
...『江戸名所図会(ずえ)』を繙(ひもと)いていて...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...西瓜の唐音から来たものであることが寺島良安(てらじまりょうあん)の『倭漢三才図会(わかんさんさいずえ)』に出ている...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...先づ『江戸名所図会』巣鴨庚申塚の図はひろ/″\とした雑木の並木で何やら喬木が街道を挟んで遠くつづいてゐる...
正岡容 「巣鴨菊」
...始めは甲府公御館の地なりしが」と『江戸名所図会』にあるところを見れば権現社内のいづこかに或は右衛門を祀つた祠もあるのかもしれない...
正岡容 「根津遊草」
...生変り/\建造するところの見世構へはいつも必らず『江戸名所図会』の挿絵をおもはせる風雅のもの許りである...
正岡容 「山の手歳事記」
...『江戸名所図会』を翻いてもさうした坂の由緒などは誌されてゐない...
正岡容 「寄席風流」
...『和漢三才図会』には太刀...
南方熊楠 「十二支考」
...物を食えば高鼾(たかいびき)して睡(ねむ)る由(『和漢三才図会』)...
南方熊楠 「十二支考」
...『和漢三才図会』に雨に濡れざる蛇脱(へびのかわ)の黒焼を油で煉(ね)って禿頭(はげあたま)に塗らば毛髪を生ずといい...
南方熊楠 「十二支考」
...『和漢三才図会』に...
南方熊楠 「十二支考」
...例の『和漢三才図会』や『北越奇談』『甲子夜話』などにも蛇蛸に化る話あり...
南方熊楠 「十二支考」
...その説明は『和漢三才図会(ずえ)』に出ているのが最も要領を得ている...
柳田国男 「木綿以前の事」
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