...卓連俊 (戸口に立ち停って階下を見下ろす)どうもいけ図々しい野郎だ! 角の床屋です...
林不忘 「安重根」
...あまり図々しいのとで...
谷崎潤一郎 「幇間」
...図々しいところがあつて...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...五人とも酒飲みで図々しい野郎ですし...
チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「女房ども」
...あなたの方がよっぽど図々しいじゃありませんか...
豊島与志雄 「理想の女」
...いよいよ以て図々しい...
中里介山 「大菩薩峠」
...或いはあの通り図々しい和尚のことだから...
中里介山 「大菩薩峠」
...いいかげん図々しいが...
中里介山 「大菩薩峠」
...いけ図々しい雲助らは...
中里介山 「大菩薩峠」
...年増の女に捲かれる男はかえって図々しいんです...
中里介山 「大菩薩峠」
...いつもに似ぬ図々しい態度で上がり框(かまち)に腰を下ろしました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...おはま 傍へくるな図々しい奴だ...
長谷川伸 「瞼の母 二幕六場」
...どこまで図々しいのかあきれて物がいわれない...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...図々しいとも鉄面皮とも...
平林初之輔 「或る探訪記者の話」
...「その北川はまだ自白せんのだね?」「図々しいやつです...
平林初之輔 「五階の窓」
...」「自分こそ図々しいのに気がつかないの?」「さういふ風に...
牧野信一 「「悪」の同意語」
...「図々しい奴だ! 殴られるな...
牧野信一 「毒気」
...芸者と合乗りなどの図々しいのもあって...
山本笑月 「明治世相百話」
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