例文・使い方一覧でみる「囲」の意味
スポンサーリンク...警官が護衛のつもりらしく馬車をとり囲んだ... 
大鹿卓 「渡良瀬川」
...一刻も速く誇大狂の範囲を脱して...
丘浅次郎 「人類の誇大狂」
...坊主を取り囲んでさんざんに撲りつけ...
田中貢太郎 「海坊主」
...切り拓かれたリンクの周囲に...
谷譲次 「踊る地平線」
...家庭の経済状態や雰囲気（ふんいき）にも繊細な神経が働いて...
徳田秋声 「仮装人物」
...二人は狭い土間の囲炉裡の側に腰を掛けた...
豊島与志雄 「湖水と彼等」
...こちらと同じように黒ずんだ壁と切妻とで囲まれている...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...勘定方役向を取囲んで口々に歎願を叫んでいる...
中里介山 「大菩薩峠」
...囲ったまままだ金蔓（かねづる）も手も切れていないんだそうで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その春の海を囲んで...
林芙美子 「風琴と魚の町」
...勢いと活気の明確に決まった範囲を与えられていると考えられ...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論（人性論）」
...枠は枠なりにしてその内での範囲で人間を見てゆけば...
宮本百合子 「鴎外・芥川・菊池の歴史小説」
...西南の島から進んできて内海を取り囲む山光水色の中に...
柳田国男 「雪国の春」
...……この板を打付けた釘の周囲（まわり）が...
夢野久作 「巡査辞職」
...趙昂（ちょうこう）の邸を包囲し...
吉川英治 「三国志」
...小（ささ）やかな篠垣（しのがき）に囲まれた草庵があって...
吉川英治 「親鸞」
...浜納屋（はまなや）囲いの軒並を離れてしまった...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...あとはすっかり若葉の山に取り囲まれている...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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