...この麦をば祇園因幡堂に施入するのが...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...当時京洛の士民はみなこの因幡堂の薬師を信仰し...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...しかしてかかる施入に対し、因幡堂からは、年々香水を三条家に送ることこれまた例になっておったのである...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...その書写または朗読したものを列挙するのは、当時の好尚を示すに足ると思うから、今繁を厭(いと)わずしてこれを掲げると、先ず絵巻の種類では『山寺法師絵巻』、『本願寺曼陀羅縁起』、『石山寺縁起』、『誓願寺縁起』、『因幡堂縁起』、『みしまに絵詞』、『源夢絵詞』、『春日権現霊験絵詞』、『東大寺執金剛絵詞』、『石地蔵絵詞』、『翻邪帰正絵詞』、『石山絵詞』、『介錯仏子絵詞』、『三宝絵詞』、『弘法大師絵詞』、『北野縁起絵詞』等で、このほかに書いたでもなく、また読んだでもなく、勅命によって一見を仰せつけられたものは数々あった...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...京都因幡堂(いなばどう)に住す金井坊(きんせいぼう)というものである」と...
吉川英治 「新書太閤記」
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