...吉原回禄ノ災ニ罹ル毎ニ...
永井荷風 「上野」
...『滑稽太平記(こっけいたいへいき)』といふ書(ふみ)に回禄以後鹿相成家居に越年して去年(こぞ)たちて家居もあらた丸太かな 卜養宝の船も浮ぶ泉水 玄札この宝の船は種々(くさぐさ)の宝を船に積たる処を画(え)に書(かき)回文(かいぶん)の歌を書添へ元日か二日の夜しき寐して悪(あ)しき夢は川へ流す呪事(まじないごと)なりとぞ...
正岡子規 「墨汁一滴」
...二日を越えてその家回禄す...
南方熊楠 「失うた帳面を記憶力で書き復した人」
...今春江戸の回禄せしときも火光を淡紅にあらはせりと...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??