...四明治も十年頃になると物売りもまた変って来て...
淡島寒月 「梵雲庵漫録」
...渓(たに)を越えて四明山へ行った...
田中貢太郎 「牡丹燈記」
...四明山頂の草庵へ行ったが...
田中貢太郎 「牡丹燈記」
...四明山頂の草庵(そうあん)へ往ったところで...
田中貢太郎 「牡丹燈籠 牡丹燈記」
...四明ヶ岳を蹴落され...
中里介山 「大菩薩峠」
...ついさき程は叡山四明ヶ岳の上で...
中里介山 「大菩薩峠」
...然し四明が嶽の絶頂で...
長塚節 「旅行に就いて」
...茶山は「四明先生告老...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...小公子四明(しみょう)ヶ岳(たけ)の樹氷(じゅひょう)...
吉川英治 「私本太平記」
...五台四明(めい)の峰に法(のり)の灯(ひ)をともしたのは...
吉川英治 「新書太閤記」
...四明颪(しめいおろ)しか...
吉川英治 「新書太閤記」
...そして四明ヶ嶽の南から寝しずまった京都の町を西方の盆地に見出したのが...
吉川英治 「新書太閤記」
...四明(しめい)の山ふところから飛んでくる氷った雪か...
吉川英治 「親鸞」
...四明ヶ岳へ登った...
吉川英治 「平の将門」
...四明(しめい)ヶ岳(だけ)の山荘に風月を友として隠居しておられる...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...その四明(しめい)ヶ岳(だけ)の麓(ふもと)に近い湖畔の宿場に...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...四明(しめい)ヶ岳(だけ)へ――四明ヶ岳へ...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...四方唯だ杉の林があるのみで、しかも溪間の行きどまりになつた所に在るために根本中堂だの淨土院だの釋迦堂だの、または四明嶽、元黒谷などへ往來する參詣人たちも殆んど立ち寄る事なく、まる一週間滯在してゐる間、私はこの金聾の爺さんのほか、人間の顏といふものを餘り見る事なくして過してしまつた...
若山牧水 「山寺」
便利!手書き漢字入力検索