...――その部屋は北向きの四帖半で...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...「古月亭」は数寄屋造りで、よりつきが六帖、控えが四帖半、そこに猿戸(さるど)があって三帖の茶席に続いていた...
山本周五郎 「薊」
...銕太郎はさらに四帖半の襖をあけた...
山本周五郎 「薊」
...その家の家族は四帖半を占め...
山本周五郎 「季節のない街」
...得石は階下の四帖半で酒を飲み始めた...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...このあいだに、得石は家の中を見たが、部屋数は二た間、そこが六帖(じょう)で、隣りは四帖半...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...四帖半のほうは雨戸を閉め...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...四帖半の襖をあけ...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...「あたしに力を貸して下さい」四帖半でどしんという音がした...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...死躰は四帖半の夜具の中にあった...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...――そこは四帖半の小部屋で...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...四帖半(よじょうはん)くらいの小座敷が三部屋並んでいる...
山本周五郎 「さぶ」
...「ここがいいわ」女は二人を端の四帖半にとおして云った...
山本周五郎 「さぶ」
...それぞれ自分ひとりの四帖半を与えられているが...
山本周五郎 「さぶ」
...そこは四帖半ほどの小部屋で...
山本周五郎 「新潮記」
...そして離れの四帖半をいれて五間ある間どりもなかなか凝った造りの家だった...
山本周五郎 「新潮記」
...奥は四帖半が一と間しかない...
山本周五郎 「末っ子」
...北向きの四帖半にとおされ...
山本周五郎 「屏風はたたまれた」
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