...しかも肴を三四品並べたりして...
梅崎春生 「Sの背中」
...昼飯の四品を平らげて...
大杉栄 「日本脱出記」
...椀盛の四品を誂へたり...
大町桂月 「川魚料理」
...其上に椀盛だとか甘煮だとかいふものが三四品だけ別に出來る事になつてゐる...
高濱虚子 「俳諧師」
...畑に出来る物を三品か四品...
田中貢太郎 「海神に祈る」
...ほんの三四品を待合式に膳に並べて...
坪内逍遙 「斎藤緑雨と内田不知菴」
...大泉旅館では三四品のお馳走のうち私がはつきり目に殘つて居るのは黒いお膳の右向側に...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...四品作る事を教へられた...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...お椀(わん)や胡麻酢(ごます)のようなものを三四品取って...
徳田秋声 「仮装人物」
...三四品註(あつら)えの料理を書いて女中に渡した...
徳田秋声 「仮装人物」
...料理を三四品食べた...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...従四品上が大中太夫...
長谷川時雨 「朝散太夫の末裔」
...一日に二十四品目もおしつけられるのに...
久生十蘭 「予言」
...四品か五品食べた...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...四品(しほん)以下の無品(むほん)親王などで...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...金巾(かなきん)御紋付御小袖一つ、(さらし)御紋付一つ、為別段(べつだんとして)唐桟御袴地一つ、唐更紗御布団地一つ、計四品、於御納戸頂戴...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...四品の家世はどうであるか...
森鴎外 「椙原品」
...一品(いっぽん)(親王)八十町より四品四十町...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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