...お祖母さんが先月亡くなって、四十九日の法要が終わった...
...彼女が旅立ってから、今日で四十九日目になる...
...四十九日迷い込むと、亡くなった人に会えると信じられている...
...昨日、友人から四十九日のお通夜に誘われた...
...四十九日の法要のために、親族が集まりました...
...四十九日の法事をすましたあとは故郷の家は結局空家となり...
「草藪」
...今日でたしか四十九日」お弓は無念でたまらないようにした...
田中貢太郎 「南北の東海道四谷怪談」
...いつから又啓坊と附き合うようになったん」「板倉の四十九日の日に遇うてん...
谷崎潤一郎 「細雪」
...四十九日の頃(ころ)だった...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...母の四十九日も済み...
豊島与志雄 「神棚」
...死人があると四十九日の間を...
中山太郎 「屍体と民俗」
...大變でしたよ」「――」「先生はせめて四十九日が過ぎてからと仰つしやつてゐた樣子でしたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――それに世間のことばかりだつたと言ひますが――尤もそんな事は皆んな主人の四十九日が過ぎてから親類共が寄つて決めることになつて居たさうで」「金のことは何んにも遺言はなかつたのか」「忘れたのか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...四十九日経(た)ってから家族が墓石を建てたんです...
本田親二 「□本居士」
...もう直ぐに父の四十九日の忌日が来る...
牧野信一 「父を売る子」
...四十九日までは女御(にょご)や更衣(こうい)たちが皆院の御所にこもっていたが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...こうして何かの物語にでもあるように四十九日目にかえってきたことを...
室生犀星 「蛾」
...やはりあの四十九日間に何事か起ったに異(ちが)いないと思っても...
室生犀星 「蛾」
...四十九日を済ませたら出仕なさるんですね」銕太郎は机の前に坐ったが...
山本周五郎 「薊」
...父の四十九日が過ぎれば...
横光利一 「旅愁」
...矢代の父の四十九日も過ぎたそのころから桜が咲いた...
横光利一 「旅愁」
...その四十九日の夜に...
吉川英治 「剣難女難」
...きょうの雪斎四十九日の忌(き)に焼香した今川家の将士の中には...
吉川英治 「新書太閤記」
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