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今村恒夫 「歩哨戦」
...囂々(ごうごう)と北東へ驀進(ばくしん)しつづけている...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...それが喧々囂々(けんけんがうがう)として騒ぎ立てて居る...
高浜虚子 「発行所の庭木」
...喧囂(けんごう)といっていいか...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...衆兵こぞりて喧囂の戰今は心せじ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...妄りに政府彈劾を事として紛然囂然たるを咎め...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...必ずしも進歩自由両派の旧形依然たるを憂へず必ずしも両派の嫉妬軋轢熾んなるを憂へず必らずしも異論群疑の紛々囂々たるを憂へず争ひは益々大なる可し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...妄りに政府弾劾を事として紛然囂然たるを咎め...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...喧々囂々(けんけんごうごう)と罵(ののし)る声が地に満つるの有様です...
中里介山 「大菩薩峠」
...喧々囂々(けんけんごうごう)の弥次を飛ばすところを聞いていると...
中里介山 「大菩薩峠」
...故意に再び喧囂の内に隱れようとした者さへあつたのである...
南部修太郎 「猫又先生」
...それを一々寝台の上から囂(やかま)しいといって叱られていては仕事のしようがないのです...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...囂々たる我が国排ソの重囲にありて...
山本実彦 「十五年」
...「おのおのしずまれ」囂々(ごうごう)たる応酬(おうしゅう)のこえがぴたりとやみ...
山本周五郎 「死處」
...倫敦(ロンドン)人や巴里(パリイ)人の車馬と群衆とが少しの喧囂(けんごう)も少しの衝突もせずに軽快な行進を続けて行くのを見て驚かずにいられなかった...
与謝野晶子 「鏡心灯語 抄」
...戦うべからず」と喧々囂々(けんけんごうごう)...
吉川英治 「三国志」
...慎ませようで」囂々(ごうごう)たる不平はたいへんなものだったが...
吉川英治 「新・水滸伝」
...囂々(ごうごう)たる反対や不平を招いてしまった...
吉川英治 「源頼朝」
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