...やがて嚏(くさめ)を一つすると...
芥川龍之介 「葱」
...途端にクシーンと大きな嚏(くさみ)が一つ出た...
海野十三 「深夜の市長」
...却(かへ)つて女の一寸した嚏(くさみ)や...
薄田泣菫 「茶話」
...何かいたずらをして嚏(くさめ)でもさせてやりたいような気持になった...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...その後で烈(はげ)しい嚏(くさみ)が二つほど出た...
夏目漱石 「道草」
...嚏(くさめ)が出る」「呆(あき)れた野郎だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...大きな嚏(くさめ)をした時飛び出しましてね...
北條民雄 「いのちの初夜」
...嚏(くさめ)をしたり...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...坊(ぼ)ッちやんと殆(ほと)んど交(かは)る/″\嚏(くさめ)をして...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...厨房(だいどころ)に居(ゐ)るもので嚏(くさめ)をしないのは只(たゞ)料理人(クツク)と...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...嚏(くさめ)すれや背中(せなか)を打(う)ちますよ...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...其(その)小(ちひ)さな物(もの)が唸(うな)り出(だ)しました(今度(こんど)は嚏(くさめ)をせずに)...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...急(きふ)に嚏(くさめ)をし初(はじ)めたので...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...女王樣(ぢよわうさま)が其(そ)の不幸(ふかう)な賓客(まらうど)を死刑(しけい)にせよと命(せい)ぜられる金切聲(かなきりごゑ)も聞(きこ)えました――も一度(いちど)豚(ぶた)の仔(こ)が公爵夫人(こうしやくふじん)の膝(ひざ)に居(ゐ)て嚏(くさめ)をし...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...嚏(くさみ)をしさうになりますのを怺(こら)へ/\致しますので...
宮原晃一郎 「漁師の冒険」
...大きな山でもとばされるやうな嚏(くさみ)をしました...
宮原晃一郎 「漁師の冒険」
...そうして突然に大きな嚏(くしゃみ)を一つしたが...
夢野久作 「巡査辞職」
...また折悪しくクシ――ンと出る嚏(くしゃみ)を横へ飛ばしてしまう...
吉川英治 「江戸三国志」
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