例文・使い方一覧でみる「噎」の意味


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...(むせ)ツたいと思はず...   噎ツたいと思はずの読み方
石井研堂 「元日の釣」

...但し此事は松太郎に対して(おくび)にも出さなかつた...   但し此事は松太郎に対して噎にも出さなかつたの読み方
石川啄木 「赤痢」

...ムッと(む)せかえるような生臭(なまぐさ)い暖気(だんき)が...   ムッと噎せかえるような生臭い暖気がの読み方
海野十三 「爬虫館事件」

...藥は烟に(む)せた時のやうにちき/\と目に浸みた...   藥は烟に噎せた時のやうにちき/\と目に浸みたの読み方
鈴木三重吉 「赤い鳥」

...(む)せるほどの体臭がある...   噎せるほどの体臭があるの読み方
太宰治 「八十八夜」

...むつとせ返して来る和やかな陽(ひかり)にあをられると...   むつと噎せ返して来る和やかな陽にあをられるとの読み方
牧野信一 「心象風景」

...濛々とする秣草のほこりにせ反つて...   濛々とする秣草のほこりに噎せ反つての読み方
牧野信一 「剥製」

...せ返つてゐるやうだつた...   噎せ返つてゐるやうだつたの読み方
室生犀星 「蒼白き巣窟」

...女に分る筈のないおれの聲のかぎりの嗚(をえつ)が...   女に分る筈のないおれの聲のかぎりの嗚噎がの読み方
室生犀星 「汽車で逢つた女」

...「病、自春及秋漸篤、終不起、実八月十三日也」と、行状に書してある...   「病噎、自春及秋漸篤、終不起、実八月十三日也」と、行状に書してあるの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...そうして自分も(むせ)びあげた...   そうして自分も噎びあげたの読み方
山本周五郎 「桑の木物語」

...香を(た)くかおりが(む)せるほど強く匂っていた...   香をくかおりが噎せるほど強く匂っていたの読み方
山本周五郎 「五瓣の椿」

...(むせ)びながら続けた...   噎びながら続けたの読み方
山本周五郎 「契りきぬ」

...熱いっぽい煙の渦...   熱い噎っぽい煙の渦の読み方
山本周五郎 「柳橋物語」

...それが朋友の慈悲だ」六の二びあげる道之進の声のなかに...   それが朋友の慈悲だ」六の二噎びあげる道之進の声のなかにの読み方
山本周五郎 「夜明けの辻」

...何ともいえない(む)せっぽい悪臭を放っていた...   何ともいえない噎せっぽい悪臭を放っていたの読み方
夢野久作 「鉄鎚」

...烈しく(む)せびながら湯の中に突立った...   烈しく噎せびながら湯の中に突立ったの読み方
夢野久作 「鉄鎚」

...勢よく噴(ふ)き出る水のシブキに(む)せかえりながら...   勢よく噴き出る水のシブキに噎せかえりながらの読み方
夢野久作 「一足お先に」

「噎」の読みかた

「噎」の書き方・書き順

いろんなフォントで「噎」

「噎」の英語の意味


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