...入道相国逝いて未三歳ならず、胡馬洛陽に嘶き、天日西海に没せる、豈宜ならずとせむや...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...痩馬は荷が軽るくなると鬱積(うっせき)した怒りを一時にぶちまけるように嘶(いなな)いた...
有島武郎 「カインの末裔」
...彼等は吠えたり嘶いたりするとき...
高田保 「貸家を探す話」
...馬はおびえたように嘶(いなな)いた...
田中貢太郎 「警察署長」
...嘶(いなな)きを便りに行ってみると...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「乞食」
...トロイアの馬一齊に嘶けり...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...馬は精氣を得て空に向ひて長嘶す...
長塚節 「草津行」
...前足を躍らしてあやしくも嘶(いなな)ける事なり...
夏目漱石 「薤露行」
...どうでしたと婆さんの問に敗余の意気をもらすらく車嘶(いなな)いて白日暮れ耳鳴って秋気来(きた)るヘン忘月忘日 例の自転車を抱いて坂の上に控えたる余は徐(おもむ)ろに眼を放って遥(はる)かあなたの下を見廻す...
夏目漱石 「自転車日記」
...駒の嘶きを「ひゝ」と写している...
橋本進吉 「駒のいななき」
...嘶声を採って馬の名としたのでなかろうか...
南方熊楠 「十二支考」
...またいわく小屋に小馬を入れ戸を闔(とざ)して内に横(よこさし)外に懸金(かけがね)をさし置くに毎(いつ)も小馬が戸外に出居るを不思議と主人が窺(うかが)うに小馬まず自ら(さし)を抜き嘶くと...
南方熊楠 「十二支考」
...首(こうべ)打振りて長く嘶(いば)ゆる駿馬(しゅんめ)の鬣(たてがみ)に似たりけり...
森鴎外 「うたかたの記」
...しまいにはヒヒンと嘶(いなな)いて飛び出したなどといって笑わせている...
柳田国男 「年中行事覚書」
...悲しげに嘶く声が...
山本周五郎 「風流太平記」
...――嘶(な)くな...
吉川英治 「上杉謙信」
...馬が嘶(いなな)いていた...
吉川英治 「篝火の女」
...すさまじい音響と嘶(いなな)きがとびこんでいた...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
便利!手書き漢字入力検索
- 俳優の横浜流星さん: 歌舞伎に挑戦し、助演男優賞にノミネートされた 🎭
- 野球選手の阿部慎之助さん: オールスターの再出場ルール見直しを提案 ⚾
- 野球選手の筒香嘉智さん: 新監督に指名され、DeNAのキャプテンに再就任 ⚾
