...寧ろ喇嘛寺などは大嫌いなれど...
芥川龍之介 「北京日記抄」
...ワンタン屋のチャルメラに似たる音せしかば、ちょっと中を覗きて見しに、喇嘛僧二人、怪しげなる喇叭を吹奏しいたり...
芥川龍之介 「北京日記抄」
...喇嘛僧と言うもの...
芥川龍之介 「北京日記抄」
...悲しいかな、喇嘛仏の男根や...
芥川龍之介 「北京日記抄」
...喇嘛寺の前に喇嘛画師の店七軒あり...
芥川龍之介 「北京日記抄」
...喇嘛画師の収入も莫迦にならず...
芥川龍之介 「北京日記抄」
...其(その)喇嘛教(らまけう)は非常(ひじやう)に妖怪的(えうくわいてき)な宗教(しうけう)である...
伊東忠太 「妖怪研究」
...「それは喇嘛(ラマ)僧が使つてる威儀の物ぢやないか...
薄田泣菫 「茶話」
...八月十五日の夜志士ら蹶起(けっき)して喇嘛僧を鏖殺(おうさつ)し...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...しかし冠婚葬祭のすべてを喇嘛教の宗教的儀式によって行っていた長い間の習慣はなかなか消えるものでなく...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...チベットの喇嘛(ラマ)僧リンチェンラマより頂いた西蔵の貴重な経文等々...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...その獣身に喇嘛(らま)教の仏像の菩薩(ぼさつ)に見るような歓喜が溢(あふ)れているところをなかなか捨て難く思う心が...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...喇嘛の活佛のやうに大事にされてゐる...
中島敦 「環礁」
...ラマ(喇嘛)教は...
久生十蘭 「新西遊記」
...すなわち喇嘛と歇宿(けっしゅく)せんことを求む...
南方熊楠 「十二支考」
...通遼には有名な喇嘛廟があり...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...活仏(喇嘛教の法王)の写真を据ゑ...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...唯だ比較的立派な建築物と云へば喇嘛寺院だけである...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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