例文・使い方一覧でみる「営々」の意味


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...彼が営々として名誉...   彼が営々として名誉の読み方
内村鑑三 「ヨブ記講演」

...営々と稼ぐことを忘れてゐたから貧乏がよけいひどかつた...   営々と稼ぐことを忘れてゐたから貧乏がよけいひどかつたの読み方
高田保 「恋文」

...衣食に営々としておるということは原始時代も今もなお変りがないとも言えましょう...   衣食に営々としておるということは原始時代も今もなお変りがないとも言えましょうの読み方
高浜虚子 「俳句への道」

...営々(えいえい)且(かつ)営々...   営々且営々の読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...利に営々たる商人にして利を好まざるものあり...   利に営々たる商人にして利を好まざるものありの読み方
徳富蘇峰 「将来の日本」

...常に営々として変化――又は進歩――して止む処を知らない...   常に営々として変化――又は進歩――して止む処を知らないの読み方
戸坂潤 「現代哲学講話」

...営々として復興工事に働いているんだ...   営々として復興工事に働いているんだの読み方
永井隆 「ロザリオの鎖」

...営々と続けられてゐる...   営々と続けられてゐるの読み方
林芙美子 「浮雲」

...自ら営々とその力を養うほかはないことを覚った...   自ら営々とその力を養うほかはないことを覚ったの読み方
久生十蘭 「金狼」

...「営々として、一つの巣を建設するといふ意味で、飽くまでも真面目で好いと思ふんだがな...   「営々として、一つの巣を建設するといふ意味で、飽くまでも真面目で好いと思ふんだがなの読み方
牧野信一 「海路」

...尚も営々と子々孫々へつゞくのだから...   尚も営々と子々孫々へつゞくのだからの読み方
牧野信一 「その村を憶ひて」

...朝な夕な私は蜂と同じやうに営々と此処に通つてこれらの状態を観察することを...   朝な夕な私は蜂と同じやうに営々と此処に通つてこれらの状態を観察することをの読み方
牧野信一 「夜見の巻」

...或(あるい)は又漸(ようや)くその日を送るだけの糧(かて)を得る為に営々と働いていた...   或は又漸くその日を送るだけの糧を得る為に営々と働いていたの読み方
松本泰 「秘められたる挿話」

...こうして営々と三百六十五日を生きとおして今日に至っているのだが...   こうして営々と三百六十五日を生きとおして今日に至っているのだがの読み方
宮本百合子 「現代の主題」

...具体化してゆくためには一つ一つと営々と書かれて行かなければならず...   具体化してゆくためには一つ一つと営々と書かれて行かなければならずの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...十年のあいだ営々と...   十年のあいだ営々との読み方
山本周五郎 「追いついた夢」

...それをここ数年間に、営々と攻め、孜々(しし)として降し、約三分の一にまで伐(き)り平(たい)らげて行ったのは、まさに山陽の秀吉の武勲と比べても、決して遜色(そんしょく)のない惟任光秀(これとうみつひで)のてがらといっていい...   それをここ数年間に、営々と攻め、孜々として降し、約三分の一にまで伐り平らげて行ったのは、まさに山陽の秀吉の武勲と比べても、決して遜色のない惟任光秀のてがらといっていいの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...同じような物を、その附近に、土蜂(どばち)の巣のように作って、主従六、七十騎が、一種の山寨(さんさい)を構成し、しきりに、密偵を放ったり、離散した味方との連絡を計ったり、また食糧の猟り集めなど、営々として、とにかく、再起の意気だけは、持ち耐えていた...   同じような物を、その附近に、土蜂の巣のように作って、主従六、七十騎が、一種の山寨を構成し、しきりに、密偵を放ったり、離散した味方との連絡を計ったり、また食糧の猟り集めなど、営々として、とにかく、再起の意気だけは、持ち耐えていたの読み方
吉川英治 「平の将門」

「営々」の読みかた

「営々」の書き方・書き順

いろんなフォントで「営々」


ランダム例文:
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