...西の方にさしたる枝なりに二蜿(ふたうね)り蜿りて喞筒(ポンプ)を見るやう...
泉鏡花 「凱旋祭」
...ごとごとと低い音をたてて喞筒モートルが廻りだした...
海野十三 「生きている腸」
...喞筒(ポンプ)みたいなものにも組立てられるのだ...
海野十三 「戦時旅行鞄」
...おそらくは消防夫が喞筒(ポンプ)で硫酸を撒いても...
谷譲次 「踊る地平線」
...成程喞筒(ポンプ)に相違ない...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...一同はまだ好く喞筒の遣(つか)ひ方に慣(な)れぬと覚しく...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...この山中に珍らしい喞筒(ポンプ)の練習を見物する為めに驚くばかり集つて居るので...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...喞筒の稽古を為(し)て居るんでごわす...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...友はその喞筒(ポンプ)の稽古から帰つて来て...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...昼間あの娘つ子が喞筒(ポンプ)の稽古を見て居たと言ふが...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...其処に辛うじて運んで来たらしいのは昼間見たその新調の喞筒である...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...喞筒(ポンプ)の水にずぶ濡(ぬ)れになつた村の若者...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...喞筒は一直線に坂を馳(か)け上がった...
夏目漱石 「永日小品」
...馳け上がった蒸汽喞筒が眼の前にじっとしていた...
夏目漱石 「永日小品」
...喞筒はようやくここまで馬を動かしたが...
夏目漱石 「永日小品」
...たちまち死竜(しりゅう)に蒸汽喞筒(じょうきポンプ)を注ぎかけたるごとく...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...市中の喞筒(ぽんぷ)は総出となりて屋根に水を注いでいる...
シモン・ニューコム 黒岩涙香訳 「暗黒星」
...牛乳は一旦煮沸したる者を喞筒(ぽんぷ)にて三階に送り...
村井弦斎 「食道楽」
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