...之は洵に喜ぶべき事で...
會津八一 「音樂に就いて」
...二十五年の歳月が聊かなりとも文人の社会的位置を進めたのは時代の進歩として喜ぶべきであるが...
内田魯庵 「二十五年間の文人の社会的地位の進歩」
...ここで大いに喜ぶべきであるが...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...且(か)つ十五周年の祝典をも同時に挙行するというこの喜ぶべき式場に臨んで...
大隈重信 「学問の独立と東京専門学校の創立」
...諸君と共に最も喜ぶべき事である...
大隈重信 「東亜の平和を論ず」
...其間に於て喜ぶべき思想の融和を認めたり...
イー、エー、ゴルドン 高楠順次郎訳 「弘法大師と景教との關係」
...悲しむべきか喜ぶべきか...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...悲しむべきか喜ぶべきか我らをしてその帰趨(きすう)に迷わせていると申し上げました理由も...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...もとより喜ぶべきことであり...
津田左右吉 「日本歴史の研究に於ける科学的態度」
...国語の質的発展の上から見て必ずや喜ぶべき現象が生まれるに違ひないと思ふ...
時枝誠記 「国語学と国語教育」
...全く大いに喜ぶべきことなのである...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...決して喜ぶべき性質のものでないことは云うまでもない...
戸坂潤 「社大党はファッショ化したか?」
...ソレハ一時の感興に打たれたからであつて深く考へて見たら決して喜ぶべき譯のものでない...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...是喜ぶべきに似て又悲しむべきなり...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...喜ぶべきか悲しむべきか...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...人なみならぬ面(おも)もちしたる男をいかでか喜ぶべき...
森鴎外 「舞姫」
...人なみならぬ面もちしたる男をいかでか喜ぶべき...
森鴎外 「舞姫」
...すべての意味で喜ぶべき事である...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
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