...自己に与えることを喜びとしたかを証拠立てるものである...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...喜びにみちみちていた...
海野十三 「海底大陸」
...」大鳥氏は喜びにふるえながら...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...お喜びなせいまし...
薄田泣菫 「茶話」
...と同時に疑(うたが)いと喜びとがごっちゃになってきだした...
アーネスト・トムソン・シートン 薄田斬雲訳 「動物物語 狼の王ロボ」
...久しぶりに主人の無事な姿を見た喜びか...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...士民官軍を喜び迎ふ...
田山花袋 「父の墓」
...喜び勇むオヂュシュウス...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...彼は今その喜びの情を一種の憤怒をもって考えてみて...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...目には無限の喜びを浮かべ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...道州の民のその後の喜びはどのくらいでしょう...
中里介山 「大菩薩峠」
...なんとも云へぬ喜びにうつとりするのでありました...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...お豊お新母娘の喜びなど...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...親分が行つて下さればあの娘(こ)が喜びますよ」平次が氣輕に腰をあげてくれたので...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...私にはこの上もない喜びでございます...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...いかに先生がお喜びになったかは...
武者金吉 「地震なまず」
...なお発見の喜びを遺(のこ)されたものと言ってもよい...
柳田国男 「海上の道」
...その間の喜びが、お互の長い間に生じた疑ひを盡く消して了ふのだ...
横光利一 「書翰」
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