例文・使い方一覧でみる「喘ぎ」の意味


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...オルガンティノは喘(あえ)ぎ喘ぎ...   オルガンティノは喘ぎ喘ぎの読み方
芥川龍之介 「神神の微笑」

...顔色も青く喘(あえ)ぎ喘ぎ上るのを――下山の間際に視(み)たことがある...   顔色も青く喘ぎ喘ぎ上るのを――下山の間際に視たことがあるの読み方
泉鏡花 「開扉一妖帖」

...ようやく喘ぎを持ち堪えた...   ようやく喘ぎを持ち堪えたの読み方
魯迅 井上紅梅訳 「風波」

...苦しそうにハァハァ喘ぎながら...   苦しそうにハァハァ喘ぎながらの読み方
海野十三 「仲々死なぬ彼奴」

...彼は滑り易い砂礫の上をひどくはあはあ喘ぎながら登っていた...   彼は滑り易い砂礫の上をひどくはあはあ喘ぎながら登っていたの読み方
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」

...そしてますます一層大きなもの即ち一層善いものをと無限定に喘ぎ求めるものであることを理解するのみでなく...   そしてますます一層大きなもの即ち一層善いものをと無限定に喘ぎ求めるものであることを理解するのみでなくの読み方
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」

...――誰れにもやられたのではない』と相手は息を切らしながら云った――『ただ……ああ!――ああ!』……『――ただおどかされたのか?』と蕎麦売りはすげなく問うた『盗賊(どろぼう)にか?』『盗賊(どろぼう)ではない――盗賊(どろぼう)ではない』とおじけた男は喘ぎながら云った『私は見たのだ……女を見たのだ――濠の縁(ふち)で――その女が私に見せたのだ……ああ! 何を見せたって...   ――誰れにもやられたのではない』と相手は息を切らしながら云った――『ただ……ああ!――ああ!』……『――ただおどかされたのか?』と蕎麦売りはすげなく問うた『盗賊にか?』『盗賊ではない――盗賊ではない』とおじけた男は喘ぎながら云った『私は見たのだ……女を見たのだ――濠の縁で――その女が私に見せたのだ……ああ! 何を見せたっての読み方
小泉八雲 Lafcadio Hearn 戸川明三訳 「貉」

...押えとめられて却って喘ぎの音を立ててる...   押えとめられて却って喘ぎの音を立ててるの読み方
豊島与志雄 「二つの途」

...「俊斎だ」俊斎は、眉を歪めて、口を開いて、喘ぎながら、右手で袴を掴んで、左手で刀を押えて、走って来た...   「俊斎だ」俊斎は、眉を歪めて、口を開いて、喘ぎながら、右手で袴を掴んで、左手で刀を押えて、走って来たの読み方
直木三十五 「南国太平記」

...夜通し吹荒れた西南の風に渦巻く烟の中を人込みに揉まれ揉まれて、後へも戻れず先へも行かれず、押しつ押されつ、喘ぎながら、人波の崩れて行く方へと、無我夢中に押流されて行くよりしやうがなかつたのだ...   夜通し吹荒れた西南の風に渦巻く烟の中を人込みに揉まれ揉まれて、後へも戻れず先へも行かれず、押しつ押されつ、喘ぎながら、人波の崩れて行く方へと、無我夢中に押流されて行くよりしやうがなかつたのだの読み方
永井荷風 「にぎり飯」

...喘(あえ)ぎ喘ぎ駆け続けているのが本当の姿である...   喘ぎ喘ぎ駆け続けているのが本当の姿であるの読み方
野村胡堂 「随筆銭形平次」

...死にかけている人間のような苦しげな喘ぎを若者の胸に響かせるのだった...   死にかけている人間のような苦しげな喘ぎを若者の胸に響かせるのだったの読み方
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」

...それは魂の室の扉(ドア)を開き、その足械(あしかせ)を解いたのだ――それは魂の眠りを醒まし、そこから魂は顫へ乍ら、耳を澄し乍ら、喘ぎ乍ら、跳(と)び立つたのだ...   それは魂の室の扉を開き、その足械を解いたのだ――それは魂の眠りを醒まし、そこから魂は顫へ乍ら、耳を澄し乍ら、喘ぎ乍ら、跳び立つたのだの読み方
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」

...早く」六兵衛は激しく喘ぎながら...   早く」六兵衛は激しく喘ぎながらの読み方
山本周五郎 「ひとごろし」

...その山道を喘(あえ)ぎ喘ぎ行く途中で聞きとった...   その山道を喘ぎ喘ぎ行く途中で聞きとったの読み方
吉川英治 「上杉謙信」

...喘(あえ)ぎ喘ぎ急(せ)きたてた...   喘ぎ喘ぎ急きたてたの読み方
吉川英治 「大岡越前」

...喘(あえ)ぎ喘ぎ踏み登ってきた...   喘ぎ喘ぎ踏み登ってきたの読み方
吉川英治 「三国志」

...そして喘(あえ)ぎ喘ぎ自(おのず)から...   そして喘ぎ喘ぎ自からの読み方
吉川英治 「新編忠臣蔵」

「喘ぎ」の読みかた

「喘ぎ」の書き方・書き順

いろんなフォントで「喘ぎ」


ランダム例文:
沼地   順序立てて   しびれるような感覚  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

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