...それとは別にゼイゼイという喘息(ぜんそく)の様な声が聞えて来た...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...喘(あえ)ぎ喘ぎ云った...
大阪圭吉 「動かぬ鯨群」
...「長い間お眼にかかりたいと思っておりましたが……先生よく来て下さいました……」と喘(あえ)ぐように...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...それも絶えず喘息に苦しみながら一言も物を言わずにであった...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「頸の上のアンナ」
...喘ぎながらいった...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...気管支炎喘息をおこしかけているくらいのところで...
久生十蘭 「新西遊記」
...喘息病(ぜんそくや)みの父親と二人の小さな妹...
本庄陸男 「白い壁」
...どん底(そく)に喘(あへ)ぐ労働者(らうどうしゃ)農民(のうみん)にとつてそれが何(なん)の勝利(しやうり)であらうおれたちの唇(くちびる)は歓呼(くわんこ)の声(こゑ)を叫(さけ)ぶにはあまりに干乾(ひから)びてゐるおれたちの胸(むね)は凱歌(がいか)を挙(あ)げるには苦(くる)し過(す)ぎるやつらが勝(か)たうと負(ま)けようと...
槇村浩 「生ける銃架」
...そして身のまわりの風声と濤音と泡立ちと喘鳴(ぜんめい)とのうちに...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...ラディオの喘息持ちのお談議が聞える私は崖に立つて...
三好達治 「測量船」
...わたくしは此縛の下に喘ぎ苦んだ...
森鴎外 「歴史其儘と歴史離れ」
...早く」六兵衛は激しく喘ぎながら...
山本周五郎 「ひとごろし」
...「私にはそのままは信じられません」と十左衛門が喘(あえ)ぐように云った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...喘(あえ)ぐように囁やきはじめた...
夢野久作 「鉄鎚」
...一喘(あえ)ぎ毎(ごと)に稀薄(うす)くなって行った...
夢野久作 「暗黒公使」
...こう喘息もちで病臥しているが...
吉川英治 「大岡越前」
...早くもポタポタと汗のしずくを地に見つつ喘(あえ)ぎあるいた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...喘(あえ)ぎをつづけていた...
吉川英治 「親鸞」
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