...のみならず又十何年か前に石川啄木の残して行つた仕事を――或は所謂(いはゆる)「生活派」の歌を今もなほ着々と完成してゐる...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...気忙しく飛び廻つて虫を啄(つひば)みながら...
薄田泣菫 「独楽園」
...○啄木といい、賢治といい、皆誠実な、うその無い、つきつめた性格の人でした...
高村光太郎 「啄木と賢治」
...それを廟前にばら撒(ま)いて神烏に供して樹上から降りて肉を啄(ついば)む群烏を眺めて...
太宰治 「竹青」
...啄木(たくぼく)歌集『悲しき玩具(がんぐ)』を買い...
田中英光 「オリンポスの果実」
...東海の小島が磯の白砂にわれ泣きぬれて蟹とたわむるそう石川啄木は歌った...
豊島与志雄 「高千穂に思う」
...そんだが鰹節はなにか土佐節か」と四つ又は啄を容れる...
長塚節 「芋掘り」
...早春の歌天の戸ゆ立ち來る春は蒼雲に光どよもし浮きたゞよへり春立つと天の日渡るみむなみの國はろかなる空ゆ來らしも蒼雲のそくへを見れば立ち渡る春はまどかにいや遙かなりおのづから滿ち來る春は野に出でゝ我が此の立てる肩にもあるべしおほどかに春はあれども搖り動く榛が花にも滿ち足らひたりそこらくの冬を潛めて雪殘る山の高嶺は浮き遠ぞきぬいさゝかも春蒸す土のぬくもればゐさらひ輕み雲雀は立つらむ麥の葉は天つひばりの聲響き一葉々々に搖りもて延ぶらしおろそかにい行き到れる春なれや青める草は水の邊に多し鷽の歌うそどりの春がたけぬと鳴く聲に森の樫の木脱ぎすてにけりうそどりよ汝が鳴く時ゆ我が好む枇杷のはつかに青むうれしも明治四十一年獨一とゝ/\と喚べば馳せ來て、麥糠にふすまを交ぜし、餌箱(ゑさばこ)に嘴を聚め、忙しく鷄は啄む...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...……ふるさとの空遠みかも高き屋にひとりのぼりて愁ひて下る啄木の歌は覚えてゐるが一度もここの屋根瓦を素足に踏んだことがない...
仲村渠 「詩と詩集」
...薄暗い中を啄木は...
野口雨情 「札幌時代の石川啄木」
...彼の求めたものは何だろうか――おそらくそれは啄木自身も知らなかった...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...啄木(たくぼく)や有島武郎(ありしまたけお)の悲劇を孕(はら)んでゆくのである...
服部之総 「望郷」
...今でも啄木を思ふと両国の明星座の楽屋で鶯笛を吹いた可哀らしい啄木が浮んで来る...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...二年間金アミの中で金の柵ばかり啄ついている嘴の尖端(さき)は鋭く砥がれていて...
室生犀星 「人真似鳥」
...雀の来て啄(ついば)むのを逐(お)っている...
森鴎外 「山椒大夫」
...啄木鳥はとうとう間にあわなかったので...
柳田国男 「母の手毬歌」
...それも小鳥が啄(ついば)むほどのことで...
山本周五郎 「新潮記」
...啄木鳥(きつつき)のような音をさせ...
吉川英治 「大岡越前」
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