...鶏は陸(くが)に米を啄(ついば)み家鴨は水に泥鰌(どじょう)を追うを悟り...
芥川龍之介 「久米正雄」
...二葉亭四迷(ふたばていしめい)や石川啄木も...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...折角啄んで来たそこらの塵つ葉を巣に持ち込むことをも忘れて...
薄田泣菫 「独楽園」
...啄(つい)ばみ去(さ)りぬ...
薄田淳介 「白羊宮」
...七『ひと日(ひ)樹(こ)の實(み)を啄(つい)ばむと...
薄田淳介 「白羊宮」
...一、作品そのものゝ価値(純文芸的)一、作品が時代へ働らきかけた価値(史的意義)この二つの価値を併せ有する作品としては芭蕉、啄木、前者の例は乙二、牧水、後者のそれは子規等...
種田山頭火 「其中日記」
...子供がすでに啄木の感傷の甘(あま)さに満足しない位だから...
中島哀浪 「かき・みかん・かに」
...茱萸(ぐみ)のような紫色の果を啄(ついば)んでいる...
中島敦 「環礁」
...啄(つつ)くわ啄くわぶつ飛びあがつた...
野口雨情 「都会と田園」
...主力となった四年生が、三年生の啄木に、引きずられるということはない...
野村胡堂 「胡堂百話」
...石川啄木もその中にいた...
野村胡堂 「胡堂百話」
...石川啄木の手紙がお茶の水の古書展で...
野村胡堂 「胡堂百話」
...こゝへ來たら「角大」と云ふ啄木の唄に出て來る女のひとの營むでゐる宿屋がありますと云つて...
林芙美子 「摩周湖紀行」
...白き鶏罌粟の蕾を啄みぬ我がごと夢に酔はんとすらん阿片は罌粟の実の未だ熟さないのを原料として採るので...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...啄木鳥はその絣(かすり)のきものを織りあげて着てかえろうといい...
柳田国男 「母の手毬歌」
...啄木鳥(きつつき)のような音をさせ...
吉川英治 「大岡越前」
...鶏は頸(くび)を伸してそれを啄(ついば)むが...
魯迅 佐藤春夫訳 「故郷」
...啄木鳥(きつつき)である...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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