...彼は唐詩選の中から有名な詩を暗唱することができる...
...この歌は唐詩選から取られた歌詞を元に作られている...
...唐詩選は古典文学の中でも、中国の詩歌史において特別な地位を占めている...
...思わず唐詩選を手に取って、しばらく読んでいたら時間が過ぎてしまった...
...彼女は毎晩のように、唐詩選から一編の詩を選んで勉強している...
...右肩に『唐詩選』の句が賛にはいつている...
伊丹万作 「わが妻の記」
...唐詩選は、成功したやうでした...
太宰治 「このごろ」
...此處は杜甫の哭いたところと唐詩選に照らし合せて...
太宰治 「このごろ」
...加藤君は唐詩選の中などの愛詩を口ずさみながら...
豊島与志雄 「上海の渋面」
...論より証拠、先ず試みに『詩経』を繙(ひもと)いても、『唐詩選』、『三体詩』を開いても、わが俳句にある如き雨漏りの天井、破(やぶ)れ障子(しょうじ)、人馬鳥獣の糞(ふん)、便所、台所などに、純芸術的な興味を托した作品は容易に見出されない...
永井荷風 「妾宅」
...沢田東江の唐詩選を臨写す...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...現に唐詩選にもそのように出ているはずなのを...
中里介山 「大菩薩峠」
...唐詩選ですか」「何だかわからんです」「わからんですか...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...『唐詩選』の李于鱗(りうりん)における...
福沢諭吉 「読倫理教科書」
...唐詩選を見て唐詩を評し...
正岡子規 「俳人蕪村」
...支那では歴代の集、「唐詩選」、「三体詩」、「唐宋詩醇」のようなものには一つも女の作品はいれなかったのだそうです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...唐詩選の中の多くの詩は諳んじてゐた...
森鴎外 「俳句と云ふもの」
...疱瘡の見舞に貰ったという五色墨で自分で絵をかいたという唐詩選の画集が...
柳田国男 「故郷七十年」
...女生徒に唐詩選のカルタを教えたりしているのである...
柳田国男 「故郷七十年」
...たしか唐詩選の中に在ると思っているが...
夢野久作 「父杉山茂丸を語る」
...――歯齦(はぐき)の血で描いたお雛様(ひなさま)の掛軸――(女子大学卒業生作)――火星征伐の建白書――(小学教員提出)――唐詩選五言絶句「竹里館(ちくりかん)」隷書(れいしょ)――(無学文盲の農夫が発病後...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...唐詩選であったか...
吉川英治 「大岡越前」
...唐詩選(とうしせん)か」「どうでもいい...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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